先日、内閣府子ども子育て会議に代理で出席させていただきました。
国の会議なんて出たことありませんでしたので、大変貴重な機会でした。
それにしてもすごい会場です。
僕の向かいの奥まで人がびっしりとうめつくされるわけで、一体どんな風に進められるのか興味津々です。
会議は、実にスムーズです。
内閣府参事官による報告と、それらに対する委員意見の発信、これらでおよそ2時間強。
あっという間です。
各委員の発信は、それぞれの専門性に基づくものですのでとても勉強になります。
僕も負けてはいられません。負けん気を出して、2つ発言をさせていただきました。
ひとつは、保育士の処遇改善加算Ⅱというものについてです。
うちの妻は保育士をしているので、処遇改善についてはよく話を聞くんですが、とにかく進んでいないと。
普通あり得ませんよね。
保育士不足が叫ばれる中、早い段階で次年度の確保状況を見極めたいのが法人の理想でしょう。
ただ、来年度の給料がどうなるかわからないのに更新の意見を提出させるというのはいかがなものでしょう。
公務員だって、総務省による地財まとめがわからないうちから予算配分はできません。それなのに、保育士なら少し遅れても大丈夫・・・そんな意識が働いていることにとても辟易します。
もうひとつは、待機児童と無償化の話。
僕は無償化は賛成ではありません。確かにすごいことではあるんですけど、それ以上に必要なのはやっぱり待機児童対策だと思います。
先日も、友人が市役所にいくと、いろいろと根掘り葉掘り話させられて、しまいには「待機児童になってしまったらどうするの?」って、待機児童になったら諦めて仕事辞めてくださいとさえ言いたそうなやり取りが交わされていましたそうです。ありえません!
無償化が必要だと言う世論の議論もあるかもしれません。
それでも、僕はまずは待機児童対策だと思います。それがなければ、女性自身のライフプランニングもできないですよね。
こうやって、現場の声を会議の場で発言できることというのはとても貴重です。あらためて感謝申し上げたいと思います。
以上、子ども子育て会議は子どもたちのため・・・篠田でした。

篠田 厚志

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