あの日、何してましたか?

7年前の3月11日、14時46分・・・

みなさんは何をしていたか覚えていますか?

僕は・・・覚えています。

あの日、その時間、僕は上司に決裁をあげていました。

決裁内容を説明していたとき、突然、めまいのような感覚が襲いました。

地震の発生を知ったのはその直後です。

たしか震度は1~2だったんですが、あんなに気持ちの悪い感覚は初めてでした。

 

23年前の1月17日、5時46分・・・

みなさんは何をしていたか覚えていますか?

僕は・・・覚えています。

あの日、その時間、僕は突然に目が覚めました。

朝の弱い僕が突然目覚めるなんて普通じゃありません。

その直後、ホントに味わったことのない衝撃が襲いました。

地球儀がタンスから落ちてきて、部屋中のものが跳ねました。

地震がおさまった頃に何人もの人が家を飛び出していました。

 

先日、テレビで東日本大震災が特集されていました。

そこで、東北に住む1人の男性がこう語っていました。

「自分も含めて、慣れていってしまうことが何よりも恐ろしい。」

東日本大震災からもう7年、でも、まだ7年。

阪神大震災からはもう23年です。

 

当たり前の日常がはじまると、どうしても人はあのときの出来事を頭のどこか片隅に置いてしまう。

それはそれで仕方がないことだと思うんです。

でも、忘れることだけはあってはいけない。

年に1度だけでもいい。

それでも思い出したい。

それこそが何よりの防災だと思う。

 

以上、50年経ってもあの日の出来事を忘れないように、篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]