本日、開催予定だった天理市事業「ブートキャンプ」は、台風の接近を考慮して中止という判断がなされました。

 

こんな進路、生まれて初めてです。

 

これまで、何度も大阪、関西に直撃しそうなやつはいました。

ですが、それらもほとんどは上陸せずに逸れていました。

なので、今回のも逸れていくような気はしています。

 

でも、それとイベント中止の判断は全く別物です。

 

「くるかこないか」ではない。

 

「台風が逸れたら無事に開催できるかもしれない」と、

「もしも台風が直撃したときに危険な目に遭わせてしまうかもしれない」。

 

「天候が持つかぎりは開催して楽しんでもらうこと」と、

「いつ判断されるのかわからずソワソワさせてしまうこと」。

 

  • 機会損失
  • 安全損失
  • 経済的損失
  • 時間的損失

 

誰にもメリットのある判断というのはあり得ない。

でも、こうしたさまざまな要因の元での判断が必要です。

 

3ヶ月前だったら開催されていたかもしれません。

だって今朝の時点では晴れてたし。

最近の災害が、安全面や時間拘束的な損失への価値や理解を高めたことが今回の判断に影響していることは確かです。

 

災害のもっとも大きな要因は自然の力。

ですが、それと同じくらいに人の判断が影響します。

だからこそ、今回の各地での判断は英断だったと思います。

 

みなさまも、週末はどうぞお気をつけて。

 

以上、急な予定変更もまたオポチュニティ、篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]