いつも小豆島に帰省するときは、座席のあるフェリーに乗ります。

ですが、今年は仕事の都合で家族から1日遅れ、単身で帰ることになったので・・・

 

 

神戸から出ている深夜便というやつに乗ることにしたんですが、これがまたすごいんです。

 

何がすごいって?

一般席、全員雑魚寝!

江戸時代かと思うほどの密集具合。

そして寝床の確保はとにかく早いもん勝ち。

油断してました・・・。

慣れてる人は、ござやタオルを持参して場所確保していますけど、初めて深夜便に乗る人間にとってはまさかの事態です。

 

どうしようか一瞬メチャ迷いましたが、篠田は勝利の法則を見つけ出しました。

大事なのは寝床ですが、それ以上に肝心なのがひとつあります。

何だと思いますか?

 

もはや通信機器なくして人は暮らせない時代です。

そんな世の中の深夜において必要不可欠なのは・・・

 

そう、コンセントです。

 

篠田は運良くコンセント付近を確保できたんですが、それがすべての勝因です。

独り身でかつ場所を確保するアイテムを何一つ持ち合わせていない弱者には、自分の場所の安全は喫緊の課題です。

安全を確保するには、まわりに認知されることが何よりも重要です。

どうやって認知されるか。

コンセントが欲しくて困っている家族に「ひと口いかが?」と声かけるだけ。

今回、お隣の家族にコンセントのシェアを提案することにより、自分の場所の安全は確保されました。

 

はじめての深夜便は奥が深かった。

でも、これ夜行バスみたいでチョット面白いから、またどこかで機会があれば乗ってみようと思います。

 

以上、雑魚寝は腰にくるからあかんねん・・・篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]