友人の披露宴で流れていた「グレイテスト・ショーマン」。
人気の高かった映画ですが、とはいえそれほど興味もありませんでした。
なんですが、披露宴での映像はすごく迫力があって魅力的だったので、観てみたんですが・・・
この映画ヤバいです。
思わずレンタルに走った甲斐がありました。
実在した興行師P・T・バーナムの波瀾万丈を描いたミュージカル映画なんですが、伝記ものはややもすると重たさがずっしりくるもんですが、テンポが速くて観ていてしんどくないし、全然飽きない展開は素晴らしいのひと言でした。
内容もよかったんです。
ムスメ達の、妻の、家族のためにと思ってやってきたはずなのに、それがいつの間にか家族を裏切ってしまっていることとか・・・
成功とともに、一緒に成功に導いてきた仲間達のことを疎ましく思ってしまったりすることとか・・・
それはきっと、現代社会でも変わらないことのような気がします。
それでも、最後の最後で「自分はなにが大切なのか」「なんのために頑張っているのか」に気づき、もう一度やり直して再び成功することを実現する彼の生き様に心打たれました。
「至高の芸術とは、見るものを幸福にするものだ」というフレーズが、映画の最後に登場するんですが、これがいいですね!
どんなに手を込んで創るものよりも、目の前にいる人を笑顔に、そして幸福にすることこそが最高の芸術なんだと。
人間、いろいろ考えて見失ってしまうこともありますが、この本質を忘れないように生きていきたいものですね。
以上、どうぞご覧あれ!篠田でした。
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篠田 厚志
理事長 / おやこヒッチハイカー : ファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]
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