長女0歳から次女7歳まで、あしかけ11年間、寝る前の読み聞かせは恒例でした。
毎晩欠かさずというわけではなかったので、年間300回として×11年で、ざっくり3300回。
冊数はこれよりだいぶん多いです。
1人が何冊もねだることあったし、長女次女それぞれのときもあったし。
ということで今朝は篠田パパの記事、寝る前には読みにくい絵本3選にかぶせて、
和田パパが寝る前に「読みたくない」絵本3選。
1 100かいだてのいえ
2 ちか100かいだてのいえ
3 うみの100かいだてのいえ
はい、この3つです。
1作目『100かいだてのいえ』は、男の子が100階立ての家に招かれて、1階から100階に登る絵本。
見開きごとに10階ずつの部屋が書いてあり、10見開きで100階分。
文章は見開きごとに10行。
普通に1見開き20秒、100階分3分20秒で終わります。
文章の分量はその前後合わせても5分程度。
ところが、この絵本にはワナが仕掛けられてます。
100階建ての家の各階の中が全て描いてあり、その上、全ての部屋の中で何かが起こっているんです。
文章あるなしに関係なく。
姉妹はこの家の階段を一段ずつ指で登って行き、
くりかえします。
人差し指と、中指を、交互に、動かして、1段ずつ、階段を、指で、登るんです。
姉妹で100階まで到達するのに20分かけてました。
長女は100かいだてのいえで読み聞かせを卒業したんですが、次女は2作目『ちか100かいだてのいえ』も探検しはじめました。
いちばんひどいときは100階登って、100階降りる。合わせて40分。
その間、
「パパ、ねんとみといてや」
拷問ですわ。
そして、やめてくれ!と思ったのが3作目の発行。
『うみの100かいだてのいえ』
本屋でみるなり次女が「これかう!」
しゃあないなぁ、300階60分、覚悟するか…
ところがです買ったその夜、次女は絵本を持ってこない。
「なあなあ、100かいだてのいえ読まへんの?」
「ええわ、あしたひとりでみるし」
そうなんか…
考えてみればもう小学一年生だった当時、読み聞かせする頻度もずっと減っていたのでした。
小学3年生になった今でも、ときどきシリーズをひろげて眺めてる次女。
パパにとっても娘にとっても長く残るであろう100階の思い出です。
和田 憲明
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