「チャンバラ合戦 戦-IKUSA-」をご存知ですか。
篠田が副理事長を務める団体NPO法人ゼロワンのキラーコンテンツです。
ミッションは「外遊びを再び日本の文化にする」。
なかなか、いや、かなり壮大なミッションです。
今、外遊びは、必要性を認められながら、確実に人々の日常から離れています。
なぜか・・・という疑問にはここではあえて触れませんけど。
文化とは何か?
ちなみに、「文化」と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?
「 」
いろいろありますよね。
きっと人によって全然違うと思います。
なぜなら、文化とはある社会において共有されている「価値観」だからです(Wikipedia参照)。
要はたくさんあるってことです。
明確なひとつの解が存在しない。
だから、誰もが「文化とは何か?」について答えるのは容易なことではないんですよね。
ただ、「これは文化か?」ときかれて全員が「そうだ!」と答えられるものも、実は存在します。
さて、それはなんでしょうか?
たとえばですが、祇園祭、天神祭、トマト祭り、ねぶた祭り・・・そう、お祭りですね。
祭りは、その社会において共有されている価値観が具現化した典型例です。
収穫をお祝いするものだったり
収穫を祈願するものだったり
神様に感謝するものだったり
中身はそれぞれですが、どれも何かしらの価値観によっておこなわれてきたもので、人はそれをたしかに「文化」と呼びます。
文化は「いつのまにか」浸透する
でも、これらのお祭りも、すぐに浸透したわけではありません。
長い時間がかかったはずです。
長いどころか、忘れられていたものすらあったはずです。
でも、その果てしなく長い時間の中で、価値観と一体化して、「いつのまにか」そこに当然のごとく存在するものになったんだろうと思います。
食も、芸能も、娯楽も、建築も、芸術も、宗教も、教育もそうですね。
文化は常に成長を続ける
文化は、長い時間をかけて浸透するなかで姿形を変えているものがほとんどです。
生まれ落ちたそのままでは決して文化と呼ばれるまで残ることはなかったと思います。
そう・・・つまり文化は、成長を続けるものだということです。
たとえば、先日ブログで書いた「鬼ごっこ」。
鬼ごっこもそれだけではきっといつまでも残るものではなかったと思います。
ときどきの価値観や社会状況によってさまざまに形を変えて成長を続けてきたからこそ、日本人の遊び文化の象徴となったんではないでしょうか。
食も、芸能も、娯楽も、建築も、芸術も、宗教も、教育もそうではないですか?
そのままでは決して文化として成立はしなかったと思います。
ただ、それって文化だけに限ったことではありません。
世の中すべて成長したり、そのときどきの価値観などによって姿形を変えて残り続け、そうやって、次の世代に受け継がれていくのです。
子育てだってそうです。
昔と同じ子育て法でやっていくことなど到底出来ません。
成長し、姿形をかえることができたものだけが、今の世代に残っているんです。
そもそも人の歩みは成長とともにあります。
子どもたちに受け継いでいくためにも、自分たちの成長をやめないこと、それを何よりも大切にしていきたいですね。
以上、身長ももうチョットだけ成長すればいいのに・・・篠田でした。
篠田 厚志
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