近所の箕面こどもの森学園で、メディアリテラシーを学ぶ一環として映像リテラシーの授業をさせていただきました。
元テレビカメラマンであることから声をかけていただき、縁って面白いと感じました。
中学部の生徒に40分×2コマ講義とワークショップ。
授業の内容はこどもの森学園のブログで詳しくレポートしてくださっています。
映像作品をリテラシーで楽しむ~ワールドオリエンテーション”メディアリテラシー”~
最初は講師の自己紹介から始めました。
「いろんな先生がいろんなことを話すけど、先生も一人の人間で、育った環境、性格、今置かれてる立場によって、意見は全然ちがう」
「私はこんな立場から話します」
「講義の内容を一旦は素直に聞いてほしいけど、そのあと自分でも考えて」
という前提。
ブログレポートにもあるように、僕はスターウォーズを何十回も見たオタクとして、悪役のストームトルーパーが白い理由を説明してます。
「ダースベイダーの黒を際立たせるため」
仮面ライダーで黒戦闘員に紛れて目立たない蜘蛛男の画像と比較して伝えました。
生徒は納得してくれましたが…ダマされたらアカン。
あえて蜘蛛男が目立たず、ダーズベイダーが目立ってる画像を選んで自分の意見を強化しています。
それにこの理由なら赤でもいいしシルバーでもいい。数多ある色の中からどうして白を選んだのか。他の理由もたくさんあるのです。
僕の意見は一つの参考。
こんな見方がある、ということをきっかけに、映像作品をより深く楽しんでもらえたら嬉しいです。
楽しむコツはひとつだけ。
全ての映像作品は人が作っていて、その人の意図が反映されているということを前提にすること。
ぼーっと見てると忘れてます。
けれども優れた映像作品には全てのカットに意図がある。
48時間くれたらスターウォーズの1作目を1カットずつ止めて解説します。
(8作全部だったら半月ください)
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スターウォーズの画像はコチラからお借りしました。
和田 憲明
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