みなさん、カニはお好きですか?

この時期、カニはやっぱり最高ですよね!

カニの漁獲高日本一ってどこか知ってますか?
一位はもちろん「北海道」です。

でも、ズワイガニに限定すると、一位は「鳥取県」なんですね。

 

出張の醍醐味は名産品を食べること

先日仕事で鳥取県に行ってきました。
鳥取といえばカニです。

というわけで、ホテルでの夕食はカニです。

ひとりで。

何か文句ありますか?

美味しかったですよ。

カニまるまる一匹。

そしてカニすき。

素晴らしいお味でした。

 

たった1人でカニ身をほじるさみしさ

食事は宿泊者用の食事会場でした。
この日は土曜日ということで、家族連れやご夫婦、カップルなどで賑わっていました。

そんななか、僕は1人です。

30代男性が、1人でカニ身をひたすらほじる。
30代男性が、1人でカニが煮えるのをただ待つ。
30代男性が、1人でかにを食べて舌鼓を打つ。

きっと、まわりの人は僕のことを「一緒に行く人がいない寂しいひとなのね」って思っていたことでしょう。
この日ほど、個室での食事を願った日はありません。

メッチャ美味しかったんです。
なのに驚くほど味気なくて、堪能できない。

1人でカニを食べることが、これほどに勇気がいることだったとは・・・。

 

みんなで囲む

勇気を振り絞ってまわりの人たちを見てみると、とても美味しそうに食べていました。

まぁそりゃそうです。
だってカニやもん。

そんな彼らを見て、ふと家族でコンビニのおにぎりを公園で食べたときのことを思い出しました。

「あのおにぎり、美味かったなぁ・・・」

まぁ涙は出ませんでしたけど、カニがメッチャ寂しい味に感じました。
そのとき、思ったんですね。

「どんなに美味しいものも、1人で食べては美味しくないもんやな」
「それよりも、みんなで囲っておにぎりとか食べた方が、よっぽど美味しいんやろな」

そう、ご飯はみんなで食べるのが一番美味いってことなんです!

高級な寿司屋さんに1人で行くより家族で回転寿司に行く方がうまいご飯が食べられるってことなんです!

何を食べるよりも誰と食べるのかを大事にしていきたいものですね。

 

以上、もう二度と1人でカニは食うまいと誓う篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]