行政の審議会委員をされている方が、リアルな経験談を話す、ロールモデル発表会を、前回に続き一般公開で開催しました。

8月7日(日)21:30~の少し遅めの開催は、寝かしつけてから参加されるるパパさんママさんなどに配慮しての開催です。このへんがFJK的。

参加者も17人!
会を重ねるたびに増えており、内容がニッチな話題にも関わらず多くの方が、関心高く持たれていることを感じました。ご参加いただきました皆さまありがとうございます!!

会の始めに桜井FJK理事長より、「自分の子どもだけが幸せな社会は社会ではない」と冷静かつパッション高く挨拶がありました。

続いてプロジェクトのリーダーの一人、会員の浅山さんは、PJメンバーと綿密に練り上げた「目的・戦略・計画・KPI」を資料を基に、アツく、楽しそうに語っておられました。

みんなで見る!「女性版骨太の方針2022」内閣府男女共同参画局

プロジェクトメンバーで上級情報分析官に就いています佐野さんによる、内閣府リリースの「女性版骨太の方針2022」について、説明をうけながら、「みんなで見よう!」という試行的な企画です。

内容は、大きく4つの課題に分けられ、ポイントを絞ってわかりやすく佐野さんが説明を頂きました。
父親育児支援NPOとしては、「Ⅲ 男性の家庭・地域社会における活躍」に皆さん興味津々で次のコメントがありました。

  • 「女性版」といいながら、男性について記載されていることを初めて知った
  • グラフの使い方が巧みである
  • 「①男女間賃金格差に係る情報の開示」として有価証券報告書に記載が義務付けされたといったことがスゴイ

内閣府リリースのこのようなお堅い資料を、こうしてみんなと見るという機会は、なかなかないことですよね?

みんなで見ると新たな視点や、新たな考え方に触れることで、資料が活き活きしたものに見えてきて、意外と楽しくむしろ時間が短かったぐらいです。
また、実施しようかな?!

メイン登壇者FJK前理事長の篠田さん!

数々の審議会を長く経験されおり、その豊富な経験を活かしたロールモデル発表です!。(詳しくは「イキメンパーソンファイル」をご覧ください。
市民公募ではなく「専門委員」として参加がとても多いです。
もちろん、男性育児支援NPOの理事長としての視点から審議会で発言を求められます。

内容は、「審議会委員になる必要・・・あるの?」と、この審議会委員を増やそうとしているこのプロジェクトへの挑戦的な問いから始まりました。
少し発表会の場がザワつきました…。
しかし、さすが前理事長!
まったくそんなことありませんでした(^^♪

  • 審議会は多様な意見が語られるところである、なかなか建設的な議論ができる場ではない
  • しかし、行政側の地方創生の流れにより多様な市民の生の意見を取り入れるとても有効な行政機関である
  • 市民側であるなら、こういった審議会のような直接的に行政に意見を届け場はないのではないか
  • 「審議委員」という肩書は行政側からすればそれは一定インパクトのあるものである
  • 行政側に「審議委員」の肩書で話しすると、しっかり話を聞いてくれて、各市町村にもよりますが市長などのつないでくれたりもします(これはこれでスゴイ行動力!))
  • 最期に「審議会委員は閉じた行政に入り込む鍵」であると思う

これ以外にも、豊かな経験者故の様々な事例や、テクニックを語っていただきました

今回も学び多き会になりました。
次回も第6回ロールモデル発表会は、9月下旬に開催予定です。

開催の案内は、イキメン実践プロジェクト専用サイトに掲載しますので、是非お楽しみにしてください。
ご興味のある方は、是非、閲覧やお問い合わせください!

▶︎イキメン実践プロジェクト 専用サイト

https://fjkansai.jp/ikimen

 

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