先日、友人の結婚式でふとこんなことを思った。
「自分は、子どもが大きくなって巣立っていくまで生きてられるんかな。」
僕は8年前、数週間の精密検査を受けて、
そのときから死ぬことが自分事になって、
あたりまえのように、60歳まで働いて、
あたりまえのように、80歳まで生きて、
なんていうことは、決してないと知った。
むしろ、数年後に死んでしまう可能性だって0ではない。
だから、そのときまで生きていられるってことは、この上ない幸せです。
まわりには、小さい子を遺して亡くなった人もいるし、自分の晴れ舞台を見てもらう前に親に亡くなられた人もいる。
どちらも本当に辛いし無念です。
誰かの結婚式に出席させてもらうと、その様々な想いに涙がこぼれる。
生きる意味、死ぬ意味は、生きている人にしか考えることができません。
亡くなった身近な人たち、彼らの生と死の意味を、これからもしっかり考えていきたいと思います。
以上、PTAの役員会で真面目なことをしゃべったら「どしたん?」と聞かれた篠田でした。
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篠田 厚志
理事長 / おやこヒッチハイカー : ファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]

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