切り札は先に見せるな、見せるならさらに奥の手を持て

これね、実はメッチャ難しいこと言ってるわけです。

当時は言ってる意味よくわかってなかったんですが、今ならチョットわかります。

 

簡単に言うと、自分の持ち手を全部さらしてしまうと打つ手がなくなりますよ、ってことですね。

野球に例えると、9回の表にクローザーを出しちゃって裏に点が取れないと、10回の表は誰が抑えるの?って話。

そのとおりです。

つまり、切り札を出すということは、絶対に終わらせるという意思表示であるということ。

 

でも、実際にはうまくいかないこともあります。

さっきの野球の例えで言うと、9回裏にホンマに点とって終わらせようと思ってるから、クローザーを投入しているわけです。

でも、100%点が取れるかというとそうでもない。

それはまぎれもない事実です。

ってことは、「切り札は先に見せるな、見せるならさらに奥の手を持て」というのは何が言いたいんでしょう?

僕が思うに、それはつまり、そういう状況になったときになす術があるのか?ということを言いたいわけですね。

 

切り札なんてそうそうあるもんではない。
また、切り札が100%役目を果たせるわけでもない。

そのときになす術無く崩れ去って行くのか?
それともまだまだあがくことができるのか?

それを蔵馬は「さらに奥の手を持て」と表現したんではないかなと思います。

 

深いなー幽遊白書!

 

以上、今日からはじまるラジオ体操に戦々恐々としている篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]