我が息子、環境を語る

小4の長男は児童会をやめたので毎日家におります。

おかげで毎日昼食を作る羽目になります。
まぁ、出すのはご飯と前日のあまりと卵焼きくらいなもんですが。

とはいえ、一緒に昼ご飯を食べるのは、話が増えるのでまんざら悪いものでもありません。

先日はこんな話になりました。

子「昔はよかったん?」
父「何が?」

子どもの会話はだいたい主語が抜けていますね。(うちだけかもしれませんが・・・。)

子「昔は技術はなかったけど、自然がたくさんあったやん?」
父「そうやな。」
子「今は技術はあるけど、空気が汚れて地球環境悪くなってるやん?」
父「よう知ってるな。」
子「だから、昔のほうがよかったんかなって。」

突然、質の高い質問されると、親としてはチョット焦ります。
どっちに返そうか迷ったので逆に質問してみました。

父「お前はどっちがいいん?」
子「今!」
父「なんで?」
子「だって便利やもん。」
父「まぁそうやな。でもそのせいで環境が悪くなってるってことやんな?」
子「そうやねん。」
父「ほんなら、昔のような暮らしに戻った方がいいんかな?」
子「それより、今よりもっと技術をよくして、今よりいい生活ができて、地球の環境をよくできるようにしたいな。」
父「ええこというやん。俺も、そうなったらいいと思うし、みんながもっともっといい暮らしが出来るような社会になるように仕事するわ。」
子「まぁ頑張りや。」

えっ・・・何この上から目線!?
メチャいい話で終わるはずが・・・。

以上、ときどきやってくる抜群の質問力と抜群の返しがギガンテスの痛恨の一撃に通じると思う篠田でした。


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]