先日、わずかなスキマ時間を使って、次男と2人で公園に遊びに行きました。
行ったはいいんですが、次男、一切公園で遊ばず。
かわりに、よくわからん手すりのところで遊んでました。
何が楽しいんやらわかりませんがひたすら行ったり来たり。
子どもは遊びの天才
大人は、子どもと遊ぶまたは子どもを遊ばせようとすると、どうしても公園に連れて行こうとします。
大人にとっては、こんな方程式が成り立ちます。
「子どもの遊び場=公園」
でも、子どもは違います。
子どもにとっての方程式はこんな感じ。
「子どもの遊び場=世の中」
そこにあるものがすべて遊び道具なんでしょう。
次男は行ったり来たりしながら、そこらへんに転がってる石ころに顔を近づけて「バイバーイ!」とか言うておりました。
要は何でもいいってことです。
それを制限しているのは大人かもしれませんね。
子どもには時間が存在しない
大人はいつも時間との戦いです。
就業時間に縛られて、締め切りや期限に追われてますね。
でも、子どもは違います。
子どもには焦る必要など一切ありません。
だって子どもには時間の感覚がないんですから。
子どもにあるのは、
「眠い!」
「甘えたい!」
「お腹空いた!」
この3つです。
このどれかを感じるまでは、きっとひたすら遊んでいるでしょう。
それを制限しているのは大人であることは間違いありませんね。
ほんの少しの余裕がすべてを広げる
今、子どもたちの遊びが危機にさらされているといわれています。
まったく遊べない公園。
安全と言い切れないご近所。
時間に追われて家族と関われない生活。
何がそうさせているのか。
きっと理由はひとつではないんでしょうけど、ひとつだけいえるのは、社会全体に余裕がないってことだと思います。
ほんのチョットだけ余裕を持つだけで、きっとずいぶんうまく行きますよ。
先日、次男と遊びに出かけたときだって、実はほとんど時間がありませんでした。
それでも、楽しそうにしているのを止めてしまうのはかわいそうだから、チョット時間オーバーして遊ばせてやろうと「覚悟」を決めると、余裕が出てきてすっきりします。
なので、大人のみなさんは僕も含めてですが、ぜひとも余裕というものを持ってみてはいかがでしょう。
きっとうまくいくような気がします。
以上、余裕のある男性の方がかっこいいと思う篠田でした。
篠田 厚志
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