次男がイヤイヤ期に突入してホトホト困っている篠田です。

でもいいんです。
それでも可愛いんです。

遺伝子が同じでもまったく違って育つ兄妹たち

どうですかこの笑顔?
この笑顔を見ると「こいつ、天下取るな・・・」とすら思います(笑)

 

親ばかをひけらかすのはさておき。

このポーズ、いったいなんだかわかりますか?

「動物戦隊ジュウオウジャー」にでてくる、「ジュウオウホエール」のポージングなんですね。
(とうとう戦隊モノは色で呼ばなくなりました。)

まわりが、「王者の中の王者!」というと、装備品である牛乳パックを身につけて上記ポージングです。
可愛過ぎてめまいがしますね。

1歳半で目覚めた戦闘性

サイヤ人か!?とツッコミたくなりますね。

長男や長女はこうではありませんでした。
彼らのこの頃は、「おかあさんといっしょ」や「いないいないばぁ」、「ピタゴラスイッチ」が本当に大好きで、そればかり見ていたように思います。

なんて平和!

それなのに次男ときたら、立ち上がったと思ったら戦ってるとか・・・。
そんな戦闘民族の血は引いてないはずなんですが・・・。

でも、それには実は理由があります。

兄妹が遅咲きの戦隊ファン

次男の戦隊モノ好きは、実は長男長女の影響です。
我が家の子たちは、テレビの嗜好がかなりゆっくりなほうです。

戦隊にハマりだしたのは、長女が年長のときです。
保育所の男友達の影響でハマり始め、それから毎年見るようになりました。
その間に次男が誕生しています。

つまり、次男にとっては、はじめから戦隊モノが流れている部屋で育っているので、ハマるというよりそれとともに育つ家庭環境だったということなんですね。

阪神ファンははじめから阪神ファン

僕は小さい頃から野球少年でしたが、それも家庭環境によって作られています。

僕は物心ついたときから阪神タイガースの試合を見て育ってきました。

そして、親や親戚がみんなそろって阪神の応援をしているのを見てきました。
そんな家庭環境において僕が巨人ファンになるはずがありません。

誰が阪神に来ようが、誰が阪神から抜けようが、幼い頃からの記憶によってファン化しているので、僕が他の球団
ファンになることなどあり得ないのです。

子どもは違って当たり前

要は、同じ兄妹であっても、子どもがまったく同じ育つことなどあり得ないということですね。

だって、育つ環境が違います。
長男と次男では、兄がいる生活と、弟がいる生活とがあるように育つ環境が違います。

なので、違っていて当たり前ということです。
だから比べることもナンセンスです。

それはつまり、自分と子どもを比べることもまったくもってナンセンスだということです。
さらにいうと、「俺が新入社員の頃は・・・」などということもナンセンスだということです。

ひとりひとり、育つ環境が違う。
ひとりひとり、当たり前ですが違う人間です。

それを理解して受けとめるということが、子どもを育てるうえで、まず何よりも大切なことなんじゃないかと思います。

 

以上、おとうさんがいい!という環境をつくるには、父子ででかけるしかないと知っている篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]