エネルギーの源は「心理的安全性」だった

僕は人見知りです。

知らない人たちに囲まれているとき、どうしたらいいのかわかりません。
イベントに参加をしても、本当にどうすることも出来ないことが多々あります。

そんなときは、気配を消して静かにしていることにしています。

でも、そういうイベントって、なんかやたら疲れちゃうんですよね。
気配消してるから疲れないはずやのに。

気配を消すというのは、逆に体力のいることなのかもしれません。

 

疲れるイベントと疲れないイベント

あまり知らない人の中に飛び込めない僕ですが、先日参加したイベントでは、終わったあとの疲れが全然ありませんでした。

むしろチョット元気になっていました。

なんでかなぁと思って、チョット振り返ってみると、疲れないイベントではよくしゃべってたんです。

 

安心感が元気を作る

なんで会話をすることで、こんなに楽になっていくのか。
僕が大阪の人間だから?とも思いましたがおそらく違います。

たぶんですが、会話そのものではなくて、会話が出来る雰囲気にあるのではないかなと思います。

疲れのないイベントでは、冒頭にアイスブレイクがありました。

隣近所の方と話をするわけですが、そのときには自然と「この場は安全」「認めてもらえる」ということが認識できますよね。

それが、元気になる要素です。
だから会話が進むことも多いんですね、きっと。

逆に、安心感がいつまでも感じられない場では、イベント終了後にドッと疲れが出てきます。

それは、最後まで「この場は安全」「認めてもらえる」ということを最後まで認識できないからおこるように感じました。

 

すべての場所に必要な「安全性」

要は、どんな場にも「安全性」がもっとも大事なんじゃないかと。

「安全性」が確立しているところでは、きっといろんなコミュニケーションとコラボレーションが生まれます。

組織内であれば高い生産性、イノベーションのおこりやすい職場が作られます。
だって、みんな安心して会話ができますから。

会社に限りません。
学校もそうです。
組織もそうです。
地域もそうです。
家族もそうです。

どこであっても「心理的安全性」があるとないとでは、属していて元気が違います。
そういえば、イクボスでも同じことを言っていました。

当たり前といえばそうなんですが、こうして振り返ってみるとなかなかできていないものですね。

これからのイベントでは、その点にも少し気を配っていけたらいいなと思うのでした。

 

以上、安心しなくても、人見知りでもしゃべりたおすのは大阪人の性、篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]