お母さんマジすごいと思った話。~家事苦手という父親が知るべきたったひとつのこと~

先日、兵庫県立西宮高校で「パパティーチャー」のプログラムを実施しました。

家庭科専攻の3年生5人と、将来の職業、結婚・子どもの願望、家族を持ったあとの働き方について、考えていることを話してもらい、現実社会がどんなふうになっているのかを伝えながら、子どもとふれあい、イメージをより膨らませてもらう50分でした。

対話形式の授業はとても面白いですね。
こんな授業、自分も受けたかったものです。

朝の準備はホンマに大変!

この日の授業は2限目。
なので、9時半には学校についていないといけません。

その時間に西宮に着くには、渋滞を勘案して8時には家を出る必要があります。

この日は妻が早朝出勤だったので、自分たちが家を出るまでにあらゆるタスクをこなさないといけません。

  • 朝ご飯の準備
  • 洗濯物干し
  • 次男の着替え
  • 子連れ外出の準備
  • 小学校への送り出し
  • 出かける際の身だしなみ

いつもは夫婦2人で準備をする(妻にやってもらう量の方が多い)んですが、自分1人でやってみるとホンマに大変です。
朝は戦争って言うけど、ホンマそれ。

これ、毎日とかチョット無理なレベルです。
お母さんたちってホンマすごいことやってるなぁと改めて思いました。

それを平然とこなす(ように見える)ように見せるとか、そりゃ仕事の生産性レベルが違うわけですわ。

俺だってやってる!

僕もこう見えてまぁそれなりには、やっているつもりなわけです。

  • 朝ご飯の準備
  • 皿洗い
  • 洗濯物干し
  • 次男の着替え
  • 保育園への送り出し
  • 出かける際の身だしなみ
  • コーヒーハンドドリップ

でもね、ひとつ足りないものがあるんですよね。

それは、限られた時間でやりきる、ということ。
時間に制限がなければ誰にでも出来ることです。

でも、時間には限りがあるんです。

そのなかでやりきるには、相当な能力と覚悟が必要です。
働くお母さんたちの多くは、それを毎日こなすわけです。

それからみたら、僕のやっていることなどゆるいゆるい。

「その程度は所詮やってるつもり!」
「やってますなんて言われちゃ困る!」

そんな声が聞こえてきそうです。

出来なくてもいいと思うんです

毎朝、怒濤のタスクをこなすのは確かにすごいと思います。

でも、世のお父さんたちも同じことが出来るようになるべきか、というとそうは思いません。

っていうか、そんなものやろうと思って出来るものではないと思うんです。

 

なぜ、朝の家事すべてを時間内にこなすことが出来ないのか?

それは、男は、家事タスクをひとつひとつ切り取って考えるからだと思います。
お母さんたちは、自分が仕事にでかけるためだけじゃなく、帰ってきたあとにやるべきことまで考えて家事をこなします。

朝の家事タスクを時間内に出来るか出来ないかはその意識の差です。
たとえば、洗濯物干しをすると、洗濯物たたみがありますね。

じゃあそのあとは?
洗濯物をタンスにしまいます。

そのあとは?
服を出して着ます。

他には?
・・・
・・・
・・・
保育所袋の着替えセットがありますよね。

次の日の保育所のセットをするには、洗濯物を乾かしておかないといけない。
だから、朝のうちにやっておく。

多くのお母さんの思考は、そのようになっているように思います。(意識の有無は別にして)

家事は生活のリズムと直結する

お父さんも同じようにできるなら越したことはありませんが、まったく同じようにする必要もないと思います。

お父さんたちには、「家事タスクは次の家事タスクにつながっているものだ」ということをまず知ってほしい。

ぶつ切りになっているんじゃないんです。

その意識さえ持てるようになれば、きっと家事の考え方が変わってくると思いますし、お母さんたちの意味の分からないイライラはずいぶん解消されるんじゃないかと思います。

お母さんたちからすると、「甘い!」って言われるかもしれません。

でも、まぁいいじゃないですか。
なんでもかんでもできるなんて不可能ですから。

ということで、許してもらいましょう。

 

以上、冬は皿洗いも洗濯物もいやなもの。それをあえてやることで妻のご機嫌ポイントを貯蓄する篠田でした。

 


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篠田 厚志

篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]