おやこでヒッチハイクってどうよ④

2010年に息子(3歳)と父親(30歳)、おやこでヒッチハイクをしたアホがおりました。
そう、篠田です。

初めての息子との2人旅がヒッチハイクの旅とかどうかしてる。

でも、初めてでヒッチハイクの旅立ったからこそ、子育てはなんとでもなる度胸が身に付いたような気がします(⇒これまでの記事はコチラ)。

 

忙しい日々の中で至る想い

その年は、とにかく仕事が忙しくて、とくに年度末にかかる時期はひたすら仕事をしていました。

朝は子どもが起きる前に仕事に出て、夜は子どもが寝たあとで仕事から帰る。
土日も仕事で、子どもの寝顔しか見ない日々。

そんな日々の中であるとき、ふと思ったんです。

「なんか違うなぁ」って。

仕事は楽しかったんですけどね。

急に、息子と2人だけの時間が欲しくなりました。
2人だけで逃げ場のない環境で子どもと関わりたい。

そうして、ヒッチハイクをすることに至ったんですね。

 

ゴールデンウィークをゴールデンウィークに

ヒッチハイクをするとなると、予定が立てられません。
何日くらいで帰って来れるかも検討つきません。

なので、長期的な休みがどうしても必要になります。

そこで、年度替わりを必死で乗り切ったご褒美に、ゴールデンウィークのスキマ平日を全部休みにさせてもらって、ヒッチハイクを決行しました。

たしか、その年のゴールデンウィークは11連休。
そんな休み、初めての経験です。

正直どうしたらいいかわかりませんでした。

 

息子を飛行機に乗せる

息子と初めての2人旅は緊張します。
息子もきっとそうです。

なので、息子には「飛行機乗りに行こう!」ということだけ伝えました。

そのひと言をとっても喜んでくれているのを横目に、大いなる罪悪感を感じたものです。

 

たった4日間、されど4日間

成田の地に降り立ったのは4月30日。
わが家の前まで送ってもらったのは5月3日。

たった4日間のことでした。

ただ、ものすごく濃密な4日間だったのを覚えています。
その中身についてはまた後日。

少しずつ整理し直して、『冒険の書』をアップさせていただこうと思います。

 

以上、ヒッチハイクは後にも先にもその一度だけで大満足の篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]