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父親になると、なぜか子どものために身を粉にする。
そんな人って多いと思うんです。
かくいう僕もその1人です。
子の幸せこそが親の幸せ
何をするにも「子どものために」や「子どもにとって」が合い言葉。
とにかくいろんなことに「子どもが」チャレンジできるような環境を整える。
それこそが「子育ての醍醐味」だと信じていました。
どれだけチャレンジさせても深まらない不思議
チャレンジさせる機会は大事です。
ないよりあったほうがいい。
でも、チャレンジだけが増えても、身に付くものが深まらなければ意味はありません。
また、機会はあっても本人にチャレンジする意欲がなければ、残念ながら何もはじまりません。
ありすぎる機会
子どものための体験教室って山のようにあります。
どれを選べばいいかわからないほどです。
でも、正直思うんです。
「ありすぎ。」
そう、機会はもうありすぎるほどです。
必要なのは「意欲」を育むこと
僕の子どもはあまり積極的にチャレンジする方ではないんです。
それに、僕がすごく悩んでいた時期がありました。
でも、あるときふと気づきました。
本当に大事なのは「機会」じゃなくて「意欲」なんじゃないかなって。
たくさんの機会に恵まれなくても、意欲さえあれば自分の学びは深まります。
「意欲」をはぐくむこと、それこそが子育てにおいて最も大切なことなのではないかと思うんです。
意欲は父親との共有体験から生まれる
ある子どもが、意欲的にキャンプに取り組んで素晴らしい体験をたくさんしました。
でも、たった1人で体験したため、それを共有する人がいませんでした。
すると、その子はどうなったか。
次第にキャンプのやる気は薄れ、キャンプをしなくなってしまいました。
何がいいたいのかというと、何かを成し遂げようとするならば、共有者が必要だということなんです。
たった1人では、どれだけ素晴らしい体験をしても血となり肉となることはありません。
でも、2人いれば、どれほど小さな体験であったとしても、血となり肉となると思います。
そう考えると、父親の子育てというのは、「子どもの共有者」になってあげること、なのかもしれません。
寄付にご協力ください
共有者はただなれる、というわけではありません。
共有するにはやっぱり機会というものが必要になります。
ファザーリング・ジャパン関西では、「子どもの共有者」=笑っている父親であると考え、その機会を作っていきたいと思っています。
その取組みのひとつが、子どもの共有者を父子ツアー「父と子の海外見学プログラムツアー」を企画です。
ただですね、この事業、どうしても費用がかかってしまうんですよね。
これまでだったら諦めていたかもしれません。
でも、今回は違います。
何が何でも実現させたい。
そう思い、寄付のチャレンジを立ち上げました。
このチャレンジ、たくさんの人に届けたいと思っています。
なので、どうかページへの「いいね」や「シェア」などにご協力をいただけないでしょうか。
もちろん寄付そのものも受付中です。
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たくさんの人に想いが届き、一人でも多くの方にご支援をいただければと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
篠田 厚志
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