PTA会長、終了!

1年間つとめてきたPTA会長としての任期・役割が、5月末で終わりました。

振り返ってみるとホンマあっという間。

総じて見ると楽しかったし、自分の知らない社会というものが見えてきて、とても有意義な一年間でした。

 

たった1回で今後の関わりが免除になるシステム

やろうと思ったきっかけは、いわゆる「ポイント制」というやつです。

 

我が家には子どもが3人います。

通常なら、子どもの分だけやらないといけないので、うちは3回やらないといけないわけです。

それが、本部役員をやれば、子どもが何人いようとも、今後は一切やらなくていい。

 

「本部の方が絶対よくね?」

本部は大変だと聞くけれど、それ以外の委員だってきっと大変なわけで。

どちらも大変なんだったら3回よりも1回で住ませた方が絶対に負荷は少ないはずです。

 

それだったら本部やっちゃおう。

矢面立つの得意やし、いろんな人との折衝あるやろうし、会長しておこう。

 

輪番で「市PTA」に関わる悲劇?

無事に会長として、一年頑張らせていただくことになったものの、ここで思わぬ落とし穴にはまりました。

それが、単位PTAと呼ばれる学校のPTA組織のうえにある、市PTA協議会の輪番。

それに、うちの学校が今年あたってたんですね。

 

「全然聞いてへんけどなんなんこれ?」

輪番にあたることに関しては別に仕方ないこと。

でも、誰からもまったく教えられなかったことに関してはさすがに憤りを隠せなかったです。

後々になって聞いたら、公開したら会長になってくれない人も多いから、わざわざ隠されていることも多いそうです。

 

「ホンマ大人げない話やな・・・」

でも、この輪番による市Pへの関わりが、PTAの充実度を大きく左右することになるのは、このときまったく知りませんでした。

 

聞くほど大変ではなかったPTA

PTA会長として、いろんなところに出させていただきましたが、

入学式の挨拶
運動会の挨拶
会議での挨拶
夏まつりの来賓
PTAまつり挨拶
卒業式の挨拶

・・・挨拶だらけです。

とにかくしゃべってるだけでした。

本業とあんまりかわらへんのちゃうかと思うほどです。

 

市Pに至っては、会議への参加と行事(ソフトバレーボール大会)への参加だけです。

思ったより、拘束されることもなかったし、全然負担が増えるほどでもありません。

敬遠しようとしていたのがバカらしくなるほどです。

 

「嫌がる人ってただの食わず嫌いやな」

一年やってみてホントにそう思いました。

やってみたらなんてことはないし、みんな一生懸命やろうとしている。

もちろん大変なこともあります。

でも、そんな嫌がろうとするほどのものでもないと思います。

むしろ、いろんな人と同じ目的で一緒に走るので、前向きな気持ちで取り組みさえすればすごく充実します。

 

1回で終われるからやった会長職でしたが、別に1回で終わらせる必要もないかな・・・って思うほどでした。

まぁ自分から進んでやるつもりはありませんけど。

 

実際にやってみて、それほど大変ではないながらも、大きな課題も感じました。

もしかしたら、僕たちが取り組むべき課題はここに集約されているかもしれません。

 

以上、会長でなくなったら、学校へ行く機会がメチャクチャ減った篠田でした。


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]