本屋さんで平積みされていた本にふと手が伸びて、読んでみたらメッチャ面白かった。
「魔法のコンパス」
漫才コンビ「キングコング」の西野亮廣氏の著書です。
この本のレビューは今回の目的ではないことをお断りしておいて・・・。
親は子供をナメてるのか?
このなかの一節に「子供向けですか?と訊く親について」というものがある。
「親や先生が考えている「子供向け」というのは、「子供ならこういうものを好きであってほしい」というエゴなんだよね。」
タモリさんも「アイツらは子供のことをナメてんだよ」といい、西野氏も「子供より、大人である自分の方が理解力が上であることを前提に話を進めることについて辟易している。」という。
ナメてるかどうかはよくわからんけど、子供が親の想像力を超えることはよくあることです。
それはホンマにすごいんです。
でも、同時に、子供のポテンシャルを引き出すには親のチカラは必要不可欠だと思っています。
新しいことを生み出す子ども
うちの次男、もうすぐ3歳になるんですけど本当にヤンチャで大変なんですけど、考えたこともないようなセンスのあるコメントで、みんなをおおいに笑わせてくれるんです。
そんな次男が、「こいつホンマに天才やな」って思ったのが・・・
「グーチョキパーで何作ろう?」
なんですけど、これ知ってます?
「グーチョキパーで、グーチョキパーで、何つくろう♪何つくろう♪」のあれです。
「右手はグーで、左手がチョキで、カタツムリー♪カタツムリー♪」
じゃあみなさん、何を想像してください。
「グーチョキパーで、グーチョキパーで、何つくろう♪何つくろう♪」
「右手はパーで、左手がグーで・・・」
何がくると思います?
・・・・・
・・・・・
・・・・・
「ブロッコリー♪ブロッコリー♪」
ウソでしょ!?
ブロッコリーとかそんなん聞いたことないで!
この子、ホンマセンスあるわ。
子どもは親の理解を平気で超える
子どもは、親が思っている以上にいろんなことを見ているし、いろんなことができます。
彼らは本当に素晴らしい才能の塊なんです。
その才能を伸ばすのも殺すのも、それはやっぱり親次第だと思います。
僕らは、子どもが「まぁこれくらいかな」って思わずに、子どもたちの持つ力そのものに向き合ってあげないとあかんと思います。
以上、結局はただの子ども自慢、篠田でした。

篠田 厚志

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