先日、妻と休みを合わせて、数年ぶりに滋賀竜王アウトレットに買い物に行きました。
服を買いに行くのは数年ぶり。
気に入ったものを長く使うタチなので、2年くらい買い物をしてなくても問題ありません。
でも、さすがに気に入って履いてきたパンツのポケットに穴があいてスマホがおっこちたり、シャツの襟がボロボロになってしまっていては、買い替えないわけにはいきませんよね。
ふたりでひと通り買い物をして、気がつくとビジネス用も含めて、メチャクチャ買い込んでいました。
夫婦あわせてアウター4着、パンツが4着、そしてシューズが3足。
まさか3足もシューズを買ってしまうとは・・・。
恐るべき大人買いです。
数年ぶりの自分の購入意欲を舐めてました・・・。
11年履いたブーツを履き替える
長男が生まれてきた日、当時、病院の近くにあったリーガルのお店に入って一目惚れしたブーツがありました。
即決して、それから11年履きつづけています。
ですが、こいつにもさすがに限界です。
すっかり色あせて、もう靴底がはがれはじめていました。
さすがに買い替え時かもしれない・・・そんな風に何となく思いながら、クラークスのお店に入ったとき、ことは起こりました。
絶妙なトークでがっちりキープ
お店に入ると、店員のお姉さんがすぐにやってきてくれました。
トークはとても軽快です。
「店舗移転に伴い、かなりお安くなっていますよ!」
とはいえ、安くなっているだけで、食指は動きません。
やっぱり気に入ったものがないと!
するとここから彼女の本領が発揮されます。
とあるブーツに目を留めた瞬間から怒濤の営業トーク!
「みなさんそのブーツ、手に取られるんです!」
「今、本当にターコイズのブーツが人気ですよ!」
間接的に「センスがいい!」って褒めらているような気がしてしまいますよね。
そうすると「あっ・・・チョットいいかも」なんて思うわけですね。
この時点で、ほぼ買うこと決定です。
ですが、褒められて即決して尻が軽いと思われたくはありません。
ひとまず取り置きして、再び店内をブラブラすると、また一足、チョット気になる靴が現れました。
お気に入りは、つくられる
気になった靴を買わせる。
それこそが彼女の営業スキルの賜物です。
「この靴は今、アメリカで大流行しているもので、最近ようやく日本にやってきたんです!」
恐ろしいひと言です。
この時点でメッチャ気になります。
さらに追い打ちが。
「とても履きやすくて、なかでもこのインソールがとても人気で、「インソールだけください!」って言われる人もいるくらいなんです。」
表面上のことではなく、インソールという目立たないものを売り出してきたことで、かなり通な好みにも対応した靴だということが伝わってきます。
そして最後の追い打ちがこちら。
「日本では、軽くて履きやすいことから、特にお医者さんや先生に人気のモデルなんですよ。」
誰が履く靴なのか。
どこで売れているのか。
どれほど履きやすいのか。
こうした点が網羅された濃密な営業トークでした。
さらに、2点以上買うと、20%割引になるので、妻のミュールも買ってしまい、1つのお店で靴を3足も買うことになってしまいました。
恐るべき営業トーク。
おかげで大満足の買い物でした。
本当の営業トークというのはここまで人を気持ちよくさせてくれるんですね。
勉強になりました。
以上、靴を買って、勉強させてもらえたと思えば、そんなに高くないと思えてしまう篠田でした。
篠田 厚志
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