日本では2020年からプログラミング教育が、小学生から始まりますね。
全く新しい取組みなので、どうなっていくのかは正直よくわかりません。
ただ、一部の人たちは気付いています。
日本のプログラミング教育はたぶんヤバい。
なにがやばいって・・・
プログラミングの教育課程をつくる人が、プログラミングを教える人が、プログラミングとは一体なんなのかを全く理解していない可能性があるからです。
かくいう僕も、専門的に学んでいるわけではありませんがあえて聞きます。
みなさんはプログラミングを、ひと言でいうとどんなものだと思いますか?
情報処理?
デザイン?
ロボット?
ゲーム?
アプリ?
そのどれも正解ですが、どれも正確な答えではありません。
プログラミングとは、想像力を高め、「未来をクリエイトするチカラ」です。
プログラミングを使えば、自分たちの想像を遥かに超えるような答えにたどり着いてしまう、かもしれない。
にもかかわらず、教える側はとにかく「プログラミングとは何か?」「どの言語を使い、どのようにしてプログラムを組むのか?」ということを、ただただインプットさせようとしているような気がしてなりません。
シアトルに住むお父さん達が、「日本の教育はプログラミング教育とまったく相性が良くない」と危惧していたもっとも大きな理由もそこにあります。
これまでの、「とにかく覚えろ!」の暗記型教育、覚えるための反復練習では、プログラミングの持ち味は活かされないんです。
テストでいい点数はとれて、いい高校には入れるかもしれません。
それだけです。
プログラミングによって得られる本質的なことは何も学ぶことができません。
願わくば、3年間で少しでも本質的な教育課程が組まれ、子どもたちが、とんでもなく素晴らしい未来を手にすることができるように期待しています。
ですが、期待しているばかりではダメです。
我々、親の世代も勉強しないといけません。
そこでお勧めしたい本がこちら。
「小学校にプログラミングがやってきた!(超入門編)」(植松恵理子 編著)
多くのプログラミング入門書は、それでも最低限の知識を持って望まないといけないものが多いんですが、こちらは、まったく知識がなくても理解できる内容になっています。
そのうえで、プログラミングとは何か?なぜ必要なのか?ということに丁寧に答えてくれています。
さくさくと読むことができたので、絶賛オススメ中!
来年度はおやこプログラミング教育を実現を予定していますので、どうぞご期待ください!
以上、何はともあれまずはスクラッチから・・・篠田でした。
篠田 厚志
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