今年、児童会(学童保育)の保護者会会長をやっていることもあって、児童会の親子行事に参加してきました。

 

児童会の子どもたちはとにかく元気。

もうビビるくらいはしゃぎまわっています。

激し過ぎるくらいでチョット遊び足りてないのか?と思ってしまうほどです。

でももちろんそんなことではありません。

彼ら彼女らは普段からメッチャ遊んでもらっています。

ただ、保護者が来るということで、チョットハイテンション気味だったというだけです。

 

親子行事ではドッジボールをやったんですけどね、そんななか、少しばかり気になることがありました。

 

とにかくボールを我がものにしようと必死

とにかく奪い合う子どもたち

ドッジボールでは、ボールを手に入れた人が投げられるのが暗黙のルールです。

だから、みんなボールを取るのに必死です。

落ちたボール付近は、ジュラシックパークのヴェロキラプトルがエサに集まっているかのようで(とにかく激しいって意味です)、みんなが主導権を主張します。

そして、ドッジボールの最中に、主導権争いのじゃんけんが始まります。

「じゃんけんなんかしてたら当てられるで」って言っても聞きません。

それをみていると、順番にしたり、譲ってあげたりしてもいいような気がしますけど・・・。

 

細かいことを許せない

40人くらいの子どもたちが一つのコートに入って、最大3つのボールでドッジをします。

1~2人の先生達ではとてもじゃないけど見きれません。

すると、やっぱり当たったとか当たってないとかいう議論が子どもたちの間で繰り広げられます。

 

それだけならいいんですけど、お互いに意見を曲げずにあっという間にケンカです。

かすったとかかすってないとか、当たったのが頭だったとか、当たったのはワンバン(ワンバウンド)ついてからやったとか、そんなのはどうでもいい話です。

とにかく楽しめればいいはずなのに、すごく細かいこだわりを持って、納得できなかったら本気でブチぎれる。

そんなことを何度も目撃してしまいました。

そんな姿を見るたびに、「家の様子はどんなんなんやろう?」って思います。

 

児童会に通わせる以上、時間が無いのはよくわかります。

でも、もうチョットでいいので親が子どもの話を聞く機会をつくっていくべきなんではないでしょうか。

でないと、子どもたち、本当に息苦しい世の中を生きていくことになってしまいますから。

 

キレない子どもを育てるには、まず子どもを、そして妻を大切にすることです。

兎にも角にもそこからですので、皆さんぜひ頑張ってください!

 

以上、学童の委員ももう少し・・・篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]