ゲームは子どもがやるものではない、大人がやるものだ!

9月20日から4日間おこなわれた東京ゲームショウ2018

 

そこに突如現れた一台のアーケードゲーム。

それは、一世を風靡したスペースインベーダーでした。

この時代にスペースインベーダー???

しかも5万円台で買えちゃうって!??

 

それはヤバいって・・・絶対買うやん。

 

アーケードゲーム、それは子どもたちにとって夢の箱でした。

大人達は、子ども達の夢の箱を家に持ち込めるようにしてくれたんです。

それがファミコンです。

そしてそれは、スーファミ、プレステ・・・へとハイスペック化が進みます。

ゲームは、とにかくいくところまで進化して、もはや僕らの知るゲームと呼べないレベルにまで到達しました。

結果的に、今の家庭用ゲーム機は、子ども達が楽しめるものではなくなりました。

もはや、子どもたちにとっての夢の箱ではなくなったんです。

 

そんななか、ここ数年、ゲーム界に新たな動きがありました。

ミニファミコンやミニスーファミといったクラシック版が登場して、当時の子ども達の夢の箱が再現されたんです。

プレステクラシックまで登場するそうです。

ですが、そのクラシック版に飛びついたのは子どもではありません。

当時の子ども達・・・つまり、今の大人です。

 

ゲームは、大きなパラダイムシフトを迎えています。

ハイスペック化したゲームに群がるのは大人です。

クラシック化したゲームに群がるのも大人です。

ゲームという夢をビジネスにするのも大人です。

 

ゲームは、もはや子どもたちの夢の箱ではありません。

大人達にとっての夢の箱になりかわったんです。

 

「ゲームは子どもじゃなくて大人がやるもの」

 

大人のゲームが許される時代なんてすごい時代になったもんですね。

 

以上、それはある意味で天国・・・篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]