マジックパパ和田です。
「パパ、なんか部屋がぬれてんてねん」
2015年の7月豪雨の朝、長女が寝ている子ども部屋の天井の壁紙が裂けて、大量の水が落ちていた。
ぐっしょり塗れて廊下に非難したぬいぐるみたち。被害がこれだけだったのは不幸中の幸い。
僕は娘たちが面白い体験ができたなぁと軽く考えてたけど、妻は長女が寝ている部屋に雨が漏ったことが相当ショックだったそうで。
「また楓の上に雨が降ったらどうすんの!」
「厳しさ」の父性と「やさしさ」の母性の差なのかもしれない。
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「夏休み中に引っ越すで!!」
妻はすぐに物件を検索して下見の予約。この決断の早さやすごい!
でも、家族3人の気持ちは着いていけてなかった。
たとえ同じ小学校区内での引っ越しでも、子どもにとっては巨大な変化。娘たちは住んでる家、ご近所友だち、登校班が急に変化するのがイヤだった。
僕も急な変化はイヤだっった。
主婦(主夫)にとってご近所が変わるのはすんごいおおごとである。それも心の準備なくたったの1ヶ月で…
仕事メインの稼ぎ頭と家事メインの主婦(主夫)の違いなのかもしれない。
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3人掛かりで妻を諫めて、マンションの管理会社に修理を依頼。
引っ越しは春まで延期することになった。
そこから引っ越し先を探して、あれこれやと準備して、引っ越しを迎えます。
自分で時期が選択できで、小学校区内、賃貸から賃貸という条件も限られた引っ越しでもこれだけ大変。
ましてや転勤や被災などの事情で、自分で選択できない引っ越しを迫られるご家族は、また全然違うご苦労や葛藤があるのではと想像しました。
これは9年前、前回の引っ越し当時の自分にはなかった視点。
前回の記事で、子どもは変わる、だけど大人は変わらないと書いた。
大人自身も働き方の変化や社会の出来事(震災)を経験して成長するのかもしれない。
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人間万事塞翁が馬。
きっかけの雨漏りから、家族で話し合い、時期も物件もいいところに落ち着きました。
引越での気づき3つでした。
次回最終話はGW明けに更新します。
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※これは予約投稿です。
現在は引っ越し前日の、4月29日23時。
いざ、鎌倉!

和田 憲明

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