みなさんにとってGとは何でしょう?
Gを何の略と捉えるかで、人の性向がわかります。

オタクの僕にとってのGはゴジラ・ガンダム・重力のこと。
でも主夫の僕にとってのGは黒光りの憎いヤツの略です。

今日は主夫にとってのGのこと。
数年前まで我が家にはしばしばGが出現していました。

Gを退治するのは私の役目。
バシッとやるたびに、
「ありがとう!」
「さすが!」
『パパかっこいい!!』
と妻から感謝されます。
ちょっと嬉しい。
(『』内は僕の脳内変換です)

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でも僕は総体的には負けた気分なんです。
なぜなら主夫の仕事はGを出現させない環境を作ることだと考えてるから。
Gが出現した時点で負け。

よくG映画に、上陸したGを撃退する作戦が成功してバンザイ!という展開があります。
でも本当なら上陸して街を破壊された時点で作戦は失敗です。
映画ならいざ知らず、現実にはGが上陸する前になんとかするほうがいい。

ということで、対G作戦をいろいろやった結果、我が家にはGが出現しなくなりました。
めでたい!
だけど妻から「かっこいい!!」と言われることもなくなりました。
あ、元々言われてないか。
「すごい!」「さすが!」も言われなくなりました。

危機を回避する仕事って、格好いい場面を人に見てもらえない仕事なんですね。
海底でひそかにGを葬るG映画があったら、とっても地味…

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でも実は主夫の仕事は地味なものがメインです。
だからこそ対話と想像力が必要な夫婦関係。

(主夫は主婦にも変換ください)
(Gはゴジラ・ゴキブリに個別変換お願いします)


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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]