篠田です。
先日、神戸新聞にパパティーチャーの記事が掲載されました。
【参照】神戸新聞朝刊(阪神版)「育児中の父親語る」(2016.6.9)
パパティーチャーって何なの?
ひと言でいうと、「パパが子育ての経験をシェアする場」です。
子育てをしている、楽しんでいるお父さんたちは、実は結構いてます。
そんなお父さんたちに、
子どもへの想い
働くことの想い
妻への想い
そして、自分自身の想いを語ってもらいます。
その語りは実に様々な学びに繋がります。
学生は第三者に学ぶ
主に、父親としての想いを語ってもらう相手は学生です。
なぜ、学生に対して語ってもらうのか。
大きく2つあります。
1つは、学生のためのライフデザインとしての学びのためです。
これから大人になる学生たちが、少しでも社会の先輩たちの話を聞くことで、結婚や子育てを主体的に考えられるようになります。
もう1つは、子どもたちへの関わりです。
多くの人は、小さな子どもに関わる機会は父母になるまでやってきません。
その経験の少なさは、とてつもなく大きな不安になります。
若いうちから、子どもに関わっている人に出会い、子どもに関わる機会を作ることは、将来の父母になったときに素晴らしい価値を生み出してくれるに違いありません。
子どもたちは多くの目と手に触れて学ぶ
父親が連れてくる子どもたちは、これからたくさんの大人たちに出会います。
信頼できる多くの大人たちとの出会いこそが、子どもたちの成長をよりよいものにしてくれると思います。
これを、僕は「ナナメの関係性」と呼んでいます。
父は機会を得て学ぶ
父親が子育ての話をする機会はとても少ないんです。
でも、父親の子育ての経験談は、たくさんの人に求められています。
子育てなんて当たり前のことで、特別なモノでは決してない。
でも、その当たり前のことで、誰かの役に立つことが出来たなら、それほど素晴らしい機会もないでしょう。
自分の当たり前が誰かのためになる。
そして、ためになったことを経験するのは、自己肯定感をこの上なく高めてくれること間違いありません。
「三方よし」のプログラム
FJKパパティーチャーは、単に父親語りをする場ではないんです。
父親になること、
子どもを持つこと、
ライフイベントを意識したライフデザインをすること、
ライフデザインをしたうえでキャリアデザインすること、
その大切さを、父親も学生も子どもも学べる「三方よし」のプログラムです。
きっと、これますます求められていくはずです。
篠田 厚志
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