マンションでの挨拶禁止に関する話の続きです。

いろいろとコメントをいただいて、考えました。

一点感じたことは、「防犯」と「防災」で観点が違うのではないかということ。

 

個人的な犯罪被害の防止、防犯の観点から「近所の知らない人」との挨拶を考えれば、挨拶しないという選択肢も理解できないではない。

人を見たら泥棒と思え、性悪説。他者は危険なものという前提。

挨拶をするメリットよりも挨拶をしないメリットのほうが大きいと判断されたなのならそれはしょうがない。

マンションでの挨拶禁止記事によせて2 〜防犯の観点、防災の観点〜

 

でも大規模な災害への備え、防災の観点から考えれば、「近所の知らない人」とも知り合いになっておいたほうがいい。

挨拶しないメリットはないと思っています。

手を振るというボランティア

 

防災でまず必要なのは自分が備える「自助」。

その次にご近所コミュニティで助けあう「共助」といわれています。

自治体や国が助けてくれる「公助」は一番最後にしかこないんです。

 

挨拶を禁止したマンションは、災害を想定しているのか。

地震の時に共助ができるのか?

とっても疑問です。

 

僕は防犯、防災両方の観点から、

「挨拶はしたほうがええと思う」

おしまい。

 

 


The following two tabs change content below.

和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]