篠田です。
先日、選択肢は増えたらいいというものではない、子育てにおいてそうした情報過多が起きている、というお話をしました。
僕は、結婚においても同様のことが言えるんじゃないかと思っています。
選択肢が多いと結婚できない?
以前、あるイベントでご一緒した大学の先生がこんなことをおっしゃっていました。
「合コンで彼女はできない!」
たとえば、男女各3人での合コン、カップルができる確立はどれくらいだと思いますか?
答えは1/9です(3×3)。
同じように、男女が各5人になったら・・・答えは1/25。
お互いの気持ちが一致するためには、その率をクリアしないといけない・・・ということです。
なので、実は合コンっていうのは意外にも非効率なんだそうです。
選択肢は多い方がカップルはできやすいってついつい思ってしまいますが、どうやらそれは錯覚だということですね。
となると、街中でやっている合コンなどは、もはやつき合える確率は皆無といえるかもしれません。
出会いはないのではなくつくれていない
今、未婚男女の多くの人たちが出会いがないといいます。
それはもしかすると、出会っているけど出会えていない、ということなのかもしれません。
つまり、森を見て一つ一つの木を見ていない(木を見て森を見ずの逆)のと同じです。
全体を俯瞰していて彼氏彼女は決してできません。
出会いをうむためには、身近な出会いにならなければいけないわけです。
オススメは拠点を持つこと
昔は、職場が結婚あっせん所のような機能も果たしていたといいます。
職場が拠点となり、その狭いフィールドと話題を共有できる身近さ、それこそが出会いの根本だったのではないかと思います。
つまり「狭くて身近な関係」を築くための拠点づくり。
それこそが出会いを制することになるのではないでしょうか。
(拠点づくりって戦国時代みたいですね)
たとえば、ボランティアやスポーツのサークル活動などですよね。
その場では出会いがなくても、そこに拠点が生まれれば、次の出会いに繋がると思います。
そういわれてみれば、僕たちもそうやって彼氏彼女に出会っていたような気がしますよね。
以前、結婚を前向きに考えるイベントに出させていただきましたが、未婚の方々の出会いがないという悩みは本当に深刻です。
そんな悩みの解決に、少しでも参考になれば幸いです。

篠田 厚志

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