でも、不思議とイライラしませんでした。
いや、多少はしたんですけどね。
ただ、何も用意していなかった割に案外なんとかなりました。
理由は2つ。
ひとつは、3時間ひたすら考えごとをしていたことです。
仕事を続けていると「考える」という機会がなかなか取れないので、実は突然舞い降りてきた時間というのはとっても貴重です。
ずーーーーっと考えてたら、ヒマでイライラすることがありませんでした。
そして、もう1つ。
子どもを連れて行くと大抵、自分のペースを乱されるので、正直イライラします。
でも、この日は一切そういうことがありませんでした。
なぜか。
この日は僕が考え事をしている横で「ププーーッ!」って声がやたら響いてきます。
みると長男、コ○コ○コミックを読んでひたすら爆笑してます。
ホンマね、ひたすら笑ってます。
「コ○コ○」とか「ボ○ボ○」とかを一切読まなかった僕には、何がそんなに面白いのかはわかりません。
でも、ホンマ3時間、診察室にある漫画をひたすら読んで笑ってました。
こうして、息子が1人で時間を使うことが出来たので、イライラすることがほとんどなかったように思います。
ここで、ふと思ったことがあります。
最近、声出して笑うようなことってあったけなぁ。
「面白い!」って言うことや思うことは、比較的多いと思っています。
漫画で言うならば、「ONE PIECE」「キングダム」「GIANT KILLNG」など、面白い漫画はいくらでもあります。
でも、声に出して笑うまでは少ないかもしれない。
みなさんはどうでしょう?
声出してケタケタと笑うことってありますか?
また、声出して笑った漫画ってどんなものですか?
僕の記憶が確かならば、笑ったことがあるのは「YAIBA」「らんま1/2」「行け!稲中卓球部」「宇宙兄弟」あたりでしょうか。
これらで、僕がどんなときに声出して笑っていたか。
考えていくと1つの共通項を発見しました。
それは「絵」を見て笑ってたってことです。
僕は声出して笑ったシーンとかかなり明確に思い出せます。
つまり、声に出して笑うというのは、強烈なビジュアルが大事なのかもしれません。
もちろん、それだけでは伝わらない。
だから、セリフを組み合わせる。
すると、爆笑の渦というものが引き起こされるのかもしれませんね。
以上、腹がねじれるくらいの笑いを求める篠田でした。
篠田 厚志
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