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イクボスって聞いたことありますか?
ファザーリング・ジャパンでは、イクボス養成講座やイクボスを社内に浸透させようとする企業同士の同盟を主宰などにより、イクボスの浸透を進めています。
多くを巻き込むプロジェクト
本プロジェクトは、立ち上げてから100を超える企業が参画しています。
このなかには誰もが知る企業も含まれています。
これはやっぱりすごいですね。
企業だけじゃありません。
全国の自治体、国など官公庁も、組織内に、地域にイクボスを浸透させるため、首長(知事・市長など)による「イクボス宣言」が増えています。
浸透させるには時間と労力がかかる
イクボスは、たくさんの企業や自治体を巻き込んだ一大プロジェクトに成長しています。
でも、実際にはどこまで浸透しているんでしょう。
結論から言うと、残念ながらまだまだです。
先日、イクボス企業同盟に参画する大手企業に、研修に行かせていただいたときのこと。
冒頭の挨拶で「御社にはいつもイクボスでお世話になっています。」って話をしたら・・・全員ぽかんと口を開けていました。
そこで、みんなに聞いてみました。
「御社がイクボス企業同盟に参画していることは知っていますか?」と。
すると、参加者全員首を横に振るんですね。
どれだけ注目を集めていても、残念ながらそれが現実です。
ってことはなに?
イクボスプロジェクトってうえの方(経営層)だけで盛り上がっているただのトレンド?
その答えはまだわかりません。
トレンドで終わるのか?
それともムーブメントとなるのか?
そのカギを握るのは「草の根」の取組みです。
組織の中の人たちに伝えられる取組みがあれば、きっとムーブメントになるはずです。
でも、うえの方の人への火付けだけで終わってしまうと、それはトレンドで終わってしまうだろうと思います。
草の根に広がる成功事例
一部の同盟企業や、イクボス宣言の発信自治体では、残念ながらトレンドで終わってしまっているなぁというところがあります。
でも、本気で取り組んでいるところだってあるんです。
その一部をご紹介しましょう。
【イクボスAction&Networking】
イクボス企業同盟をそれだけで終わらせるのではなく、本当に社内で浸透させようとする企業は、すでに動き出しています。
イクボス企業同盟から発足したこちらは、加盟企業有志の発案により立ち上がったプロジェクトです。
大事なポイントは、経営層ではなく担当者が参加するものであることと、グループワークなどで、本気の悩み相談などが行われることですね。
こうした動きは、イクボスを推進する立場として、とても心強く思います。
【滋賀県イクボス推進事業】
昨年度、知事のイクボス宣言後に取組みが始まった事業で、滋賀県女性活躍推進課さまが行う事業で、我々ファザーリング・ジャパン関西が受託していますが、これがとてもうまく広がっています。
本事業は、県内団体のトップ層、人事層に発信する理論編と、個々の組織への浸透を図る実践編とにわけていることが特徴です。
行政予算を知るものとして
こうした動きを実現するには、どうしても予算が必要です。
企業は比較的柔軟な予算措置が可能ですが、自治体の事業ではこうはいきません。
自治体レベルでは、首長直轄事業でない限り、新規事業の予算措置は非常に難しいんです。
でも、難しいからと言って何もしないのでは結局意味がありません。
やりたいと本気で言ってきてくれた自治体の担当者の方には、地方財政業務を行っていた立場からの助言も行っています。
どうしたらいいかわからないけど・・・やりたい!という方は、気軽にファザーリング・ジャパン関西にご相談ください。
トレンドで終わらせるのか?
それともムーブメントにするのか?
それは、あなた次第です。
本気の草の根活動、一緒にやろうじゃありませんか!
以上、イクボスとか簡単になれると思ったら大間違いだよって、身をもって実感したことがある篠田でした。
篠田 厚志
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