先日、オタクについて書き始めましたが、オタクとパパの共通点についての考えがまとまったので、しきり直します。
もしかしたらオタクに興味ある読者なんていないのかもしれない、という恐れはM78星雲の彼方に放り投げて…
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一般人が映画やドラマを「神!」「ヤバい!」「これはクズ」とジャッジするように、オタクもアニメを「面白い」「まずまず」「つまらない」とジャッジします。
映画・ドラマ・アニメは多くの人に支持される面白い作品にすることを目標に作られます。
しかし、面白い作品にしようとする監督の意図は必ずしも叶えられません。
さんざん期待させておいてつまらない映画・ドラマ・アニメというのはたくさんあります。
そのつまらないアニメが自分の好きなジャンルのものである場合、なぜ、こんなにつまらないアニメになったのか、オタクは理由を考えます。
アニメは人が作ったもので、世間に出るまでに様々な状況や選択があって完成形にたどりついた、ということを認識しているからです。
予算不足なのか、センスなのか、プロデューサーの意見に負けたのか…
閑話開始(はなしはそれるが)
オタクをやたらと特別視したり持ち上げてニュータイプ扱いし、ウンチクを垂れるのはオタクの特徴です。
閑話休題(それはさておき)
子どもはいろんな困った行動をします。
ときには「なんでこんなことするん!?」って親が途方に暮れるようなイタズラをしたりします。
そんなときその行動の結果を「悪いことをした」と指摘して叱ることは必要です。
善悪を判断するのは父性の重要な役割のひとつ。
でもそこで終わらないのがパパです。
悪いことをした子が身近な子であればあるほど、そんなことをした理由を考える。
その子がその行動をするまでに様々な状況や選択があったということを思いやれるからです。
体調不良なのか、性格なのか、何かイヤなことがあったのか…
考えた結果が正解かどうかはわかりませんが「何でこんなことするん!?」って怒るよりは建設的です。
そんな怒り方をしても子どもはまともに答えられないし、まともに答えられないことに対してまた怒りが募ったりします。
ただし子育てにおいて、子どもの行動を「親の都合」だけでジャッジしてはいけません。
子どもの行動は多くが衝動的なものです。ときには「よかれ」と思ってしたことが悪い結果(親にとって都合の悪い結果)をもたらしただけかもしれません。
いいオタクが好きな作品をフォローして盛り上げるように、パパは子どもの成長をフォローし後押しします。
閑話再開(はなしはそれるが)
ちょっと育児にコミットしただけで「ドヤ顔」をし、ウンチクを垂れるのはパパの特徴です。
閑話休題(それはさておき)
つづきます。
画像はいわずものがな「機動戦士ガンダム」©サンライズより
和田 憲明
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