地域の防災会議がありました。
1.17の防災訓練の振り返りです。
訓練をする前の会議よりも、はるかに活発に議論がかわされ、市の担当職員さんへの質問もリアルなものが増えました。
なぜなら防災委員自身が、訓練を運営することによって避難所運営の現実を創造することができたから。
訓練をしてみて感じた事、それは避難所をハナからあてにしてはいけないということです。
防災員会ではできる限りの事を考えて計画しています。
だけれども避難所を運営する予定の防災委員(私たち)も被災者になります。
広範囲の災害だと、市や近隣市町村、府県、国などの動きも読めません。
私は小学校の防災倉庫の整理を担当しましたので、それについて書きます。
食料を中心に整理をしたんですけれども、1600世帯の避難所としてこの量では全然足りない。
逆に1600世帯の膨大な避難物資を常に備蓄しておく事も現実的ではない、ということがよくわかりました。
避難所に備蓄されている食料や水は、最悪のバックアップなんです。
じゃあどうするか。
家に備蓄しておく。これがいちばん現実的です。
防災は自助→共助→公助といわれます。
ほんまに自助が大事ということがとてもよくわかりました。
いいニュースもあります。
11.19にちょっと大きい地震が起きた時の小学校でのエピソード。
担任が教室を離れている隙に地震が来たクラスでのこと。
先生がクラスに戻ると、生徒全員が机の下にもぐっていたそうです。
指導者がいなくても身体が動く。
日頃の訓練の成果とはこういうことか、とその先生はおっしゃってました。
さて、家庭でやっておくべき事。
いろいろありますけれでおも物資としてはまずとにかく「水」を各家庭に備蓄しておくことが重要!
と、防災の専門家はおっしゃっていました。
明日は3.11。
ちょっとずつでも始めましょ。
和田 憲明
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