歴史上の著名人たちが、別の時代の彼らとともにしのぎを削る。
そんなんメッチャワクワクしませんか?
名だたる武将や軍師、英雄たちが群雄割拠。
古代ローマ帝国から近代まで、さまざまな戦上手や戦バカたちが漂流してきてぶつかり合う、壮大で新しい戦国ロマン。
それがマンガ「ドリフターズ」。
このマンガホンマヤバい。
ここ最近感じたことが無いほどの衝撃です。
歴史のオールスターゲーム!
昔から、歴史系マンガっていうのは、ある時代を壮大化させて描くケースがほとんどですね。
三国志然り。
キングダム然り。
でも、このマンガはそうではない。
まさに歴史のオールスターゲームって感じです。
オールスターっていうのは想像力によって生まれたものです。
「もし、あいつとこいつがチームになったらどうなるんやろう」
「もし、あいつとこいつが戦うことになったらどうなるんやろう」
そんな風にキラキラと目を輝かせながら考えたものが実現したらどうですか?
胸の高鳴りや期待、ワクワクはもはや言葉にすることは不可能ですね。
王道をついてこない意外性
歴史系マンガのオールスターというなら、出てくる人物はある程度似通ってきます。
でも、誰もが思い描く人物で構成しないのがこのマンガのすごいところ。
主人公からしてそうです。
チョットだけネタバレすると、普通、島津豊久とか使わへんし。
でも、そんな彼を中心の1人に据えて、さらに、歴史上のクライマックス(私見)である、源平、戦国、関ヶ原、明治維新、中世ヨーロッパ以外からも歴史的人物を登場させて物語が破綻しない編集力はまさに驚嘆ものです。
歴史の勉強、「したくなる」というより「してしまう」
よくありますね、「歴史の勉強がしたくなる」ってキャッチフレーズ。
あれはあれで間違ってないとは思います。
でも、このマンガはチョット違う。
歴史マンガではないから勉強しなくても全然問題ない。
でも「勉強してしまう」んです。
島津豊久という武将とか、よほど歴史に詳しくなければ誰かなんてよくわかりません。
マンガとしては島津豊久が誰であってもどうでもいいことです。
でも、チョット読み進めていくと、島津豊久ってどんな人物やったんやろうって気になってくる。
そして「勉強してしまう」。
それだけ1人1人のキャラの個性がメッチャ上手く描かれています。
もう一度言います。
このマンガホンマヤバい。
まだ5巻までしか出てませんので、さくっと読めるはず。
貸してほしい人は、「貸してください」とひと言メッセージを。
以上、5冊ならばと即まとめ買いしてしまった篠田でした。
(img via renote)
篠田 厚志
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