日本の子どもたちはあまりにも時間が足りない

先日、キッザニア甲子園に行ってきまして。

キッザニアの魅力

 

すごく楽しかったんですが、同時にチョット気になることもありました。

大きく2つ。

①子どもたちの時間がない

キッザニアは子どもたちが主役の街です。

そこでは、楽しみながら世の中の仕組みを学ぶことができるんです。

そんな素晴らしい施設なのに、目に入ってきたのは・・・パビリオンの待ち時間中に必死で宿題をこなす子どもたちの姿。

キッザニアの中で宿題をやるって・・・。

まぁ親としてわからないではないけど、そこまでしないと遊べないというのはどうなんでしょうか。
(かくいう我が家も、翌朝早起きして宿題をこなしたわけですけど)

 

②大人たちが必死すぎる

キッザニアは子どもたちが主役の街であり、楽しみながら世の中の仕組みを学ぶことが目的です。

にもかかわらず!

社会を学ぶことではなく、体験が目的になってしまっている親が非常に多い。

効率的にできるだけ多くのパビリオンを参加できるように、親が必死で調整している。

パビリオンとパビリオンの間を子どもの手を引っ張って走りながら移動させている。

子どもがトイレに行きたいと言うと「さっき行っときっていうたやろ!」と怒りだす。

 

こんなのはキッザニアの本質ではありません。

お仕事は、世の中の仕組みのほんの一部です。

なのに、効率的により多くのパビリオンに参加しなければ「損」とばかりに、親が必死で体験させているんです。

こうした様子を目の当たりにすると、背筋にチョット寒いものが走ります。

 

子どもたちにたくさんのヒマな時間を!

あらためて思ったんですが、日本の子どもたちは本当に忙しい。

小学校だと、授業は6時間目まであって家に帰ってくるのは16時を過ぎてから。

そこから出された宿題を済ませて、習い事の予習を済ませたりすると、あっという間に晩ご飯。

晩ご飯が終わってみんなでテレビを見たり漫画を読んだりしていると、気がつくとお風呂の時間。

それが終わるとベッドイン。

友達と遊ぶ時間だってそんなにとれないし、新しいことにチャレンジするなんてよほど頑張らないとまぁムリです。

 

学校内であれば、100歩譲って同じことをさせても文句は言いません。

でも、学校外では、その子独自のことをもっともっとやらせてあげたい。

そのためにはもっともっと時間が必要です。

だから、もっともっと自由でヒマな時間をつくらせてあげたい。

なんとかなりませんか、これ。

 

学校は宿題をやめるべき!

学校教育で教えることはたくさんあるし、それに時間が必要なのもわかります。

でも、教わるだけで子どもは成長しません。

子どもたちにとってもっと大事ななことは、たくさんの感動、独自の挑戦、それを考える時間だと思います。

 

日本には、世界には、素晴らしいパビリオンが山のようにあります。

それらを体験することで得られることも山のようにあります。

それこそが、素敵な人間としての成長に必要不可欠なことじゃないでしょうか。

 

だから、先生は宿題というものをなくしてほしい。

必要なことは授業の中でだけやってほしい。

宿題なんてぶっちゃけサービス残業です。

そうやって、課題ばかり出して時間を奪うのではなく、日本の子どもたちにもう少しだけ、子どものための時間を与えてやって欲しい。

そうすることで、子どもも、親も、そして先生も、みんながもっと楽になるんじゃない?

 

以上、すぐにはもちろん難しいですが・・・それでもお願い!篠田でした。


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篠田 厚志

篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]