働き方改革は意識の問題

オフィスを天満橋に移してからというもの、残業に対してかなりデリケートになりました。

 

枚方にオフィスを構えていたときは、

夕方になるとお米をつけて、
夕食の時間になると妻がスムーズにご飯を作れるように子どもたちの相手をして、
晩ご飯を一緒に食べて、
子どもの宿題を見て、
野球やテニスの練習につき合って、
子どもたちをお風呂に入れる。

それらが全部終わったら、また事務所で仕事。

そんなことも可能でしたが、オフィスが遠方になってからは、そんな柔軟な働き方は通用しなくなりました。

 

急な残業が入ってしまうと、

夕方になるとお米をつけることも、
ご飯どきに子どもたちの相手をすることも、
晩ご飯を家族で一緒に食べることも、
子どもの課題を見ることも、
野球やテニスの練習につき合うことも、
子どもたちをお風呂に入れることも、できなくなってしまいます。

 

自分の役割は、思っている以上に大きい。

このことに気づくことができれば、残業というものをかなり真剣に考える必要が出てきます。

仕事が残っているから残業でカバーする。

それをやってしまうと、やればやるほど「できない人」になってしまうからです。

 

仕事してるのに「できない人」になる。

それはまずいです。
本末転倒です。

「できない人」にならないために、

「働き方」とか
「リーダーシップ」とか
「マネジメント」とか
「生産性」とか

みんな、とにかくいろんなことを勉強しています。

 

でも、本当に大事なことってなんでしょう。

僕は、自分の意識の問題ただ一つだと思っています。

どんなタイムマネジメントを学ぼうと、
どれほど仕事が効率的に進むシステムを手に入れようと、
それらを使う自分自身の意識が変わらないと、働き方改革の意味がありません。

逆に、どれほどタイムマネジメントが下手でも、
非効率的な作業システムであっても、
自分の意識がしっかりしていれば、きっと働き方は変えられます。

僕だって、効率的な働き方を実現しているわけでも、優秀なシステムを利用しているわけでもありません。

でも、残業のない働き方をとにかく意識しています。

 

答えはとってもシンプルで、働き方改革は兎にも角にも心から。

そう思いませんか?

 

以上、働き方改革は意識の問題、篠田でした。


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]