PL学園。
それは、多くの野球少年たちにとって特別な存在でした。
高校野球の一時代を築いたといっても過言ではない。
野球人として、そして人としての、彼らの苦悩と成長を生々しく描いたマンガがあります。
野球マンガと言えばあだち充さんでした。
そして最近では「ダイヤのエース」がグイグイ来てましたが・・・
このバトルスタディーズはまた違った意味でいいです。
強かったPL学園を思い出す
これ、PL学園の卒業生が描いたマンガなんですね。
それだけにとにかくリアリティー満載!
強かったPLはなんで強かったのか。
攻めの守りと、守りの隙をつく攻め。
ありとあらゆるプレッシャーをかけるプレースタイルこそが、彼らの強さの真骨頂やったんやな・・・。
作者は枚方出身
枚方津田とかオール枚方とか、枚方にちなんだチームが多く出てくるなぁと思って読んでたんですが、作者のなきぼくろさん、枚方出身やったんです!
どこの中学出身やったのかとか気になりますが、とにかく枚方出身というだけでメチャクチャ親近感が沸きます。
いつか同じ枚方出身者としてお会いしたいと思いました。
昔はこんなもんやった
正直、今では考えられないような根性論とか上下関係。
読んでいて「今の時代それはあり得へん」って思います。
でも、当時はそれが当たり前でした。
それが強さの原動力だと誰1人そう信じて疑っていませんでした。
高度成長期の成功体験にとらわれて、時代の変化についていけない。
今の企業社会そのものです。
そういう意味でも、ものすごく勉強になります。
なかなか激しくていいマンガです。
僕らより上の、強かったPLを知るすべての社会人に読んで欲しい。
このマンガを読めばもしかするとパラダイムシフトが起こるかもしれません。
以上、子どもを時代の変化にしなやかに適応し、変化を恐れない人間に育てたい、篠田でした。
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篠田 厚志
理事長 / おやこヒッチハイカー : ファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]

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