前回の続き、市PTAでの会長スピーチをちょっとだけ。
PTA連絡協議会総会につどった150人の大人。
性別・年齢・仕事はもちろん総会に参加する立場や考えも様々。
市や各団体の職員・担当者はのぞくとして、共通点は「保護者であること」くらい。
そんな場所でのスピーチはFJK活動での講演とは別物でした。
スピーチに込めたことは3つ。
1 自己紹介
2 1人の親として子育てに関わる大人の役割についての考え
3 PTAの役割について会長のビジョン
ーーー
1の自己紹介の中で「私は下戸です」とお伝えしました。
「総会で会長就任を承認いただいたと同時に会長が下戸であることもご承認ください」
これを伝えた理由は3つ。
・飲み会が多いPTAのおつきあい、懇親会でビールを進められるたびに「すみません、飲めないんです」と答えるのは面倒くさい。
・皆が聞いてくれてる会長スピーチはいい機会やから勇気を持って言ってしまえ。
・うまくすれば自虐ネタにもなるし、自分と同じ下戸のかたの助けになって共感してもらえるかも。
なんていいう打算からでした。
おおむねウケたこの自己開示ですが、想定していなかった反応もありました。
「げこって何?ゲイみたいなもん!?」
と幼稚園保護者の席はザワザワして、その後の会長メッセージがあんまり入ってこなかったそうです。
小中の保護者より若い方が多い幼稚園の保護者の間では「下戸」はもう死語なんだとか。
スピーチ中の僕は気づきませんでしたが、あとの懇親会で幼稚園の園長先生が教えてくださいました。
下戸でもゲイでもかまいませんが、メッセージ内容が伝わらないのは困る。
死語の世界、配慮します…(^^;)
市PTA連絡協議会はこんな風に世代も全く違う保護者のみなさんとご一緒。
違いも楽しみながら1年間務めます。
ーーー
下戸がわからない若い世代のために
↓
下戸とは
オマケ
↓
死語の世界
和田 憲明
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