TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の最終回を鑑賞しました。

 

見事な着地点。

これまでの十話で丁寧に積み上げ、視聴者を慣らしてきた妄想演出を使って、様々な可能性を提示するマルチエンディング。

 

「挙式」に「子沢山」に「専業主夫」。

どんな可能性も受け入れる2人だけど、「別離」と「逃亡」だけは断る!

人生には様々な可能性があるけれど、2人にとって大切なのは2人でいること。

 

 

見終わって改めて感じたのは、現状の有り難さでした。

 

恥を晒しますが最終回放映の2日前、日曜日に大きな夫婦喧嘩をしてしまいました。

毎週夫婦で楽しんでいたドラマを夫婦で観られるのかも危機に感じるくらいの。

 

それは自分の言葉がきっかけでした。

言葉足らず、思いやり足らず。

それに対して妻が反応して…

 

自分の気持ちを正直に伝えても、逆に飲み込んで抱え込んでも、相手を傷つけてしまうことはある。

ドラマの中の2人と同じです。

 

それでもなんとか落ち着いて、火曜の夜に夫婦で楽しむことができました。

 

 

様々な可能性の中から現状にたどり着いて、だから今がある。

2人で生活するのは面倒くさいけど、1人なら別の面倒くささがある。

たとえ何人での生活でも別の面倒くささがある。

 

じゃあ、好き同士の2人の関係を軸にしようか。

 

登場人物のひとりが言っていたように、大好きな人に会えない状況の人もいる。

それはそれで別の可能性があるのだけど、会える状況、一緒に居られる状況なら、これを精一杯活かさなきゃ。

 

逃げ恥を超えていけ。

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和田 憲明

副理事長 / マジックパパファザーリング・ジャパン関西
マジックパパ代表、主夫。娘の誕生を機に主夫となり保育士資格を取得。FJKでは初代理事長、現副理事長を務める。特技は手品、趣味はSF・特撮・アニメのオタク系パパ。 [⇒詳細プロフィール]