(画像:角川書店「文豪ストレイドッグス」コミック1巻表紙)
僕はマンガが好きです。
(小説も好きです。)
(映画も好きです。)
最近は、忙しくてなかなかマンガを読む時間が取れません。
でも、読むことを疎かにはできませんので、睡眠を削って読んでいます。
そんだけマンガ読んでたら、オモロくてハマるマンガに出会うものです。
異能力バトルアクションマンガ「文豪ストレイドッグス」。
文豪ストレイドッグスの魅力
①異能力バトル
異能力を駆使して戦い、主人公の成長を描く異能力バトルアクションマンガは数多くあります。
「ハンター×ハンター」
「ワールドトリガー」
「ドラゴンボール」
「ONE PIECE」
挙げればきりがありません。
異能力×バトルという組み合わせは鉄板ですっ!
②文豪をキャラクター化する神の発想力
この作品の一番の魅力は何と言っても、誰もが聞いたことある歴史上の文豪たちがキャラクター化しているところ。
このキャラクターたちのなんともいえない人間味のマッチングがまた素晴らしい。
そして、このキャラクターたちの駆使する能力名が、それぞれの小説や詩にちなんでるのがまたそそる。
この見事なハマり方。
ただでさえ面白い異能力バトルアクションマンガに、実在した歴史上の文豪に人間味と作品名の能力を付して、読む人の想像力を繋ぎあわせてた作者の発想力はホンマ神がかり!
③どこまでも広がる世界観
そして、世界観。
文豪ストレイドッグスは、ヨコハマの街を舞台に繰り広げられる戦いですけど、登場するキャラクターは日本だけではない。
ドストエフスキー、フィッツジェラルド、アガサ・クリスティー、マーガレット・ミッチェル、マーク・トウェインなどなど、欧米の文豪たちも登場します。
これが実にうまい!
戦う場所は広がらない。
でも、外に広大な世界があることを示すことで、読む人の想像力をひたすらにかき立てる。
飽くことなく読み続けられる壮大な作品の完成です。
異能力×バトル×人間味溢れるキャラクター×壮大な世界観
これこそが、面白いマンガに共通する勝利の方程式であり、文豪ストレイドッグスの魅力です!
歴史の勉強、「したくなる」というより「してしまう」
「ドリフターズ」のときも書いたこのフレーズ。
これも決して歴史マンガではない。
なので、勉強などしなくてもまったく問題なく楽しめます。
でもね、勉強「してしまう」んです。
それぞれの文豪と、その作品について、ついついググってしまう。
主人公の中島敦はどんな人物で、どんな作品を書いたのか。
能力名「月下獣」はどんなエピソードなのか。
国木田独歩はどんな人物で、どんな作品を書いたのか。
その作品はどんな内容だったのか。
谷崎潤一郎はどんな人物で、どんな作品だったのか。
マンガのとおり女性関係にややクセがあったのか。
「勉強してしまう」んです。
ホンマやばいです!
マンガ好きやのに小説好きになってしまいそうな魅力を持つマンガ、それが文豪ストレイドッグス。
現在は12巻まで出ています。
まだまだあっという間に読めるボリュームなので、ぜひぜひ読んでください。
以上、まずは羅生門からはじめてみよう、篠田でした。

篠田 厚志

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