先日、地元の夏まつりでした。

ホントにただの地元の夏まつりです。

ですが、すごい人です。

明らかにキャパオーバーです。

なんでそんなに人が集まるのか。

 

そこでは、チョットした花火大会ばりの打ち上げ花火があがります。

枚方では花火がなくなって数十年。

みんなそれが楽しみで、地元の夏まつりとしてはありえないような人ごみになりました。

 

しかしながら、それを楽しみにしていない人がいます。

うちの次男です。

次男は、花火がダメです。

花火と聞くだけで「帰ろうよ~」といってダダをこねます。

親としては「もったいないなー」って思うんですが、子どもには、花火の楽しさや枚方で打ち上げ花火があがる価値などわかるはずもありません。

なのでまぁ、仕方ないよね。
(といっても、チョット離れたくらいで花火の恐怖から逃れられるわけではないんですけどね・・・)

 

仕方がないと同時に、ハッと気づかされたことがあります。

 

「親がいいと思ったからといって、子どもにとっていいかどうかはわからない。」

 

親がどれほどいいことだ!価値のあることだ!って思っても、子どもにとってはどうでもいいことなのかもしれません。

花火を見て、僕たちはたまやー!かぎやー!っていいますけど(いや、イマドキいいませんけど)、子どもにとっては何の意味もないただの爆発だと思っているかもしれません。

むしろうるさいだけのやつなんて思っているかもしれません。

 

父子ツアーinシアトル」もそうです。

僕たちは、シアトルでの体験はメッチャ価値があると信じて企画、実現したわけです。

でも、はじめて海外に行くであろう子どもにとっては、別に何の価値もないわけです。

ぶっちゃけ、ただ連れて行かれているだけです。

つまり、親が提供することって、親はメッチャ意味のあることだと思っているし、メッチャ価値あるものを提供してドヤ顔ってるわけですが、子どもにとってはうれしくもなんともないただの親のエゴ・・・かも知れません。

 

って考えだすと、子育てなんてほぼほぼ親のエゴでできているって思いませんか?

そのとおりです。

子育てなんて親のエゴ。

以前、「子どもはなぜミッキーマウスを好きになるのか」ってブログを書きました。

子どもはなぜミッキーマウスを好きになるのか?

子どもには、親が好きなことを、親の価値観に基づくものを提供するんです。

だから、エゴなんて当たり前です。

 

でも、それでいいと思います。

子どもは、良くも悪くも親の価値観を絶対に踏襲します。

子どもの価値観は、親の価値観を受け継いで、さらに独自の体験によって「自分らしさ」を形成します。

それが親子であり、子育てです。

 

僕は、息子が3歳のときに子連れでヒッチハイクをしました。

その時の息子は、ヒッチハイクなんて何のこっちゃ全然わかりません。

ヒッチハイクして乗せてもらったことに、なんの価値も感じていません。

とにかくひたすらお父さんと一緒にいるだけで、しんどいだけの4日間です。

おやこでヒッチハイクってどうよ①

 

でも僕は違います。

楽しくて仕方がなかったし、同時にドキドキして仕方がありませんでした。
(ホンマに帰れるんやろうか・・・とか)

でも、そうやって自分のやりたいことをして、そこに子どもを連れて行って、関わり方や距離感がつかめるようになってきました。

 

シアトルだって同じです。

はじめてのシアトルは、息子小学4年生でした。

シアトルがなんなのかなんてまったくわかっていませんでした。

図書館からいろんな本を読ませるように借りてきましたが、一向に興味を示しません。

そんななかで連れて行ったんです。

でも、連れて行ったら、息子の関心はガラリと変わりました。

英会話を習いたいと言うようになりました。

アメリカの文化に興味を示すようになりました。

食べ物や環境にも関心を持つようになりました。

 

子育ては、親のエゴありき!

最初のきっかけは、親の価値観、親のエゴありきだと思います。

子どもが興味を示してなくても全然構わないと思うんです。

だから、どんどん親のエゴで子どもに関わってあげてください。

子どもの能力って親が思う以上に優れているので、そのなかで、子どもは自分の好きなものを勝手に取り捨てしていきますから。

最終、「シアトル行ったけど全然おもんなかったからもう行きたないわ」って子どもがいっても大正解です!
(ちゃんと経験して捨てたという自分の選択がうまれたから)

親としての、父親としてのエゴ、大事ですね!

 

以上、幸いうちの息子はシアトルが気に入ってくれてホッとする篠田でした。

 


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]