毎日ブログを書くうえで、大切なのは習慣化(目的の明確化と、約束事にする)です。
でも、習慣化すれば書けるようになるかというと、そう簡単ではないんですね、これが。
そもそも習慣化の前に書き方がわからないって人、多いと思うんです。
「読書感想文」や「夏休み日記」など、書いて評価されたり批評されたりしたことがトラウマになってる人、たぶんほとんどじゃないでしょうか。
ここではその話にはふれませんが、書くことを苦手にしている人って多いですよね。
かくいう僕もその1人。
書くという作業、文章を構築することが本当に苦手で、ブログの継続なんて絶対できないと思っていましたし、実際やってやってきませんでした。
でもですね、目的と約束事を持って、まず習慣化させて書き続けるうちに、ある大事なことに気づいたんです。
それに気づいてからは、僕のような文章下手でも1000日を超えて継続することができるようになります。
人はなぜ書くことが苦手なのか
書くことが苦手な多くの人たちの共通の悩みは、書き方がわからないってことです。
でも、しゃべり方がわからないっていって、人と話をしなくなることってありませんよね。
この違いはなんだと思いますか?
それは、相手がいるかどうかです。
書くのも話すのも、基本的には同じコミュニケーションスキルだと思っています。
しゃべるときは、明確に相手がいますよね。
これがなぜか書くときになると急に相手がいなくなります。
本来は誰か(先生)に伝えるためのものであるはずなんです。
そんな現象を生み出してしまっているのが「読書感想文」や「夏休み日記」なんですね。
一方で、国語の授業で文章の書き方を勉強すると、主語や述語や5W1Hとかスキルばかり覚えさせられてしまいます。
そんなフォーマットどおりの書き方だけを身につけてしまっては、誰が書いても同じです。
書けば書くほどつまらないものになって、結果的に書くのがいやになるんです。
しゃべるように書く
ネタは誰かと共有したい話題です。
その共有を、しゃべってするか書いてするか、その違いだけです。
「誰に何を伝えたいか?」
これが、書くにあたって一番大事で、それが意識できるようになれば、いやでも書くのがうまくなります。
「苦手っていいながら、実は上手に書けてたんでしょ?」みたいな質問もときどきありますが、期末テスト前のブラフじゃないんですから笑
ネタがなくても、誰とのコミュニケーションなのかを考えれば、絶対に書くネタは出てきます。
それこそ天気のネタだって構いません。
今日は急に寒くなったよねとか、普通に出てきますよ。
書くことにハードルはたったひとつ
書くっていうことは、すごくハードルが高いように思われていますが、全然そんなことはありません。
ハードルが高いように感じてしまうのは、書籍とか論文とかの影響です。
いや、それすらもホントは間違っています。
面白い本っていうのは、著者の声が聞こえてくるように読めたりします。
一方で、すごくいいことが書いてあるのにつまらない本は、著者の声がまるで聞こえてきません。
本は著者と読者のコミュニケーションなんです。
しゃべっているのと同じです。
ただ一つハードルがあるとすれば、それは「時間」です。
しゃべることと書くことの唯一の違いは、書くことは圧倒的に時間がかかるということです。
でも、それだけです。
時間さえねん出できれば、書くことは全然難しくありません。
たくさんのSNSに溢れた今の世の中、書く機会はすごく増えています。
つまり、「誰に」書く作業が増えているということです。
ブログも同じように考えればいいんじゃないでしょうか。
そうすれば、書くことの苦手意識って自ずと消えていきますよ。
以上、身近な15人くらいをイメージして書く、篠田でした。
篠田 厚志
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