kansyouzai

ダンボールバカ島津@誕生日です。

今日は、少しバカ丸出しブログです。

みなさんは、例えば家電店に行き、お目当ての商品を手に入れたとしましょう。

持ち帰ったあと、取説と保証書を見たあと、残りは、、、捨てますか?

そこに

「ちょっとまったー!」

っと言いたいダンボールバカです。

待ちに待ったその商品を、壊すことなく手元にお届けした存在をご存じでしょうか??

発砲スチロールもあります。

シュリンク包装もあるでしょう。

作った人、運んだ人、売った人・・・・・

でも、ここはダンボールバカのブログです。

ダンボール箱、またはその中にある詰め物。

もしあったならば、それを見てはいただけないでしょうか??

トランスフォーメーション

小学校の時、紙でサイコロを作った事がある方も多いと思います。

その時のが展開図です。

ペッタンコです。

それが、山折り谷折りを繰り返して、商品に寄り添い、守る形状になっています。

二次元からの三次元へのトランスフォームです。

僕達が住む三次元の世界から見る、四次元ポケットへの憧れくらいの感動があって然りではないでしょうか。

ダンボールと合気道

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もしあれば、ツメ、もしくは差し込みを探してみてください。

その小さな爪は、自分よりもはるかに大きなパーツを押さえ込み、全体の形を保持していることに気がつくと思います。

最小の動きで、最大の効果。

まさに合気道。

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スッ!!

aikidou

(刃牙道 9巻)

その小さなツメが緩衝材としての形状を保持し、商品を包み込み、あらゆる方向からの衝撃から中身守る要となるように設計されています。

日本にダンボールが使われるようになって100有余年。

星の数ほどの展開図が生まれ、研鑽され続けてきた頂点が、今流通しているものなのです。

モノを届けるとは?

店頭で、通販で、物を買う。

手に入り、箱から取り出して、その商品の持つ機能を享受します。

買って良かったーと思います。

商品の作り手と使い手が繋がる瞬間です。

”届く”

とはそういうことです。

そこに1つ、もし付け加えていただけるならば、詰めた人、運んだ人はもちろん、中身を守ったモノの存在に思いを馳せていただけないでしょうか。

正直、買い手には関係のない、作り手サイドの傲慢です。

ほとんどの人は、そんな事をわざわざ言うまでもなく、それぞれの役割を日々、黙々とやってます。

でもそれは紛れもない事実であり、大人は当たり前のように感じているからこそ、子どもたちには、コンビニの店員さんにも、学校給食にも、「ありがとう」「いただきます」を感じてもらいたいなと思います。

僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
(Mr.children「彩り」)

緩衝材から人のつながりへ、そして笑顔へ、、、、、

話は大きくなりましたが、ダイソンの扇風機を買った後輩が写メで送ってくれた、緩衝材の出来映えの素晴らしさと、そんな高級扇風機を買った後輩への少しの嫉妬を込めて。。。


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島津 聖

ダンボール王子 / 事務局長ファザーリング・ジャパン関西
2016年4月よりファザーリング・ジャパン関西の事務局長に就任。[⇒詳細プロフィール]