篠田です。
先日、とある自治体の方と打ち合わせをしました。
その方は、打ち合わせまでに僕のブログを読んでくださっていて、僕が公務員を辞めた理由を振り返って、「よく決断されはったなぁ」と。
今も、辞めた理由、決断のポイントなどをお話することもありますが、こうしてお聴きいただけること自体、とてもありがたいことだなぁと思います。
普通は思わない
よくよく考えてみると、普通は辞めません。
自分が死ぬかもしれない・・・そんなことがあったとしても、辞めよう!と思い至ることはなかなかないと思います。
普通は決断しない
100歩譲って辞めようと思ったとしても、そこから決断に至る人はさらに少なくなります。
僕も、辞めようと思ってからずいぶん時間が経過して、ようやく決断に至りました。
僕は、自分にとって「えいっ!」と動けるようなきっかけをつくることができましたが、それを見つけるのは本当に困難だなと自身の経験からも実感しています。
ただ辞めると後悔する
誰のために辞めるのか?
自分が辞めて誰が喜ぶのか?
どのようなメリットがあるのか?
多くの人がそこまで考えているかどうかはわかりませんが、自分の行動によって何が起こるのか?
何を起こそうとするのか?
そうしたことを考えて行動しなければ、ただ辞めて後悔することになります。
僕は、行政の仕事は今も好きですし、行政の方とのお付き合いも多々あります。
それでも辞めたことを後悔することは一切ありません。
それは、誰のために自分は辞めて、どのようなメリットが生まれる(見込み)のかを考えたからです。
職業の柔軟化
“入社3年目退職者”という言葉が、人事担当者の中では一般化しています。
別に悪いことではないと思っています。
職業はもっと柔軟であるべきだと思います。
だからこそ、辞めることにもっと真剣に考えてほしいですね。
辞めることの意味を考えることができれば、きっと労働や転職も違ったものになるのかもしれません。
篠田 厚志
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