篠田です。
僕は2013年3月31日に大阪府庁を退職しました。
あれからもう3年です。
あっという間です。
最近でこそ少なくなりましたが、辞めた当初は「何で辞めたん?」ってよく聞かれました。
次にやることを決めていなかったので、ずいぶん心配されましたが、辞める決意を後押ししてくれたことはありました。
息子のキャリアを応援する
僕は高校を卒業して、いわゆるフリーターを経て公務員になりました。
それはそれでいい経験だったと思います。
ただ、息子が大きくなって社会に出ていくときに、今のキャリアだけでは、親としてよりよいアドバイスができないと思いました。
それはつまり、自分自身のキャリアがまだまだ不十分だと自分で感じていた、ということだと思います。
人はいつ死ぬかわからない
僕には大きな意識の変革が起きた出来事があります。
29歳のとき、長女が生まれて間もなかった頃ですが、それまで健康について絶対の自信を持っていた自分に、「若くても死ぬかもしれない」ということを強く感じるようなことが起きました。
死を意識し、人生を振り返ったときに、自分が死んだあと、自分は子どもたちの中に生き続けられるのか?ということを考えるようになりました。
出てきた答えは「否」。
今のままでは将来にわたって子どもたちの心の中に生き続けることはできない・・・そう認めざるを得ませんでした。
そうしたことが心の中で燃え続けていたからこそ、公務員という仕事を辞めるに至ったのだと思っています。
もし、自分が死ぬような思いをしなければ、もしかすると仕事は辞めてなかったかもしれませんね。
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篠田 厚志
理事長 / おやこヒッチハイカー : ファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]

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