篠田です。
僕は2013年3月31日まで、12年間勤めた大阪府庁を退職しました。
あれからもう3年です。
あっという間です。
僕がなぜ公務員になったのか。
それは、結婚して若いうちにまわりの誰よりも早く父親になって幸せな家庭を築くため、ひと言でいうと安定欲しさでした。
だからといって簡単になれるわけではありません。
僕が受験した2000年はまだまだ氷河期。
優秀な人たちがこぞって公務員をめざしていて、競争率は非常に高い数値でした。
むしろフリーターが増加していた時期で、フリーターから逆に公務員になったケースは、正直かなり少ないかもしれません。
おまけに通信講座で受験勉強。
今考えるとなかなかのバクチものだったと思います。
やるもやらぬも自分次第
当時、まわりは大学3回生。
遊びの盛りです。
受験生もといフリーターの僕には、毎日のように遊びの電話がかかってきました。
毎日受験勉強中だと言ってもおかまいなし。
仕方がないので週2日くらいはつき合っていました。
そして週末は彼女とデート。
夜はほとんどアルバイト。
今考えると、受験する気あんのか!?というくらいひどい受験者でした。
夏を過ぎていよいよ受験シーズンへ
高卒向け試験の申込みは7月頃。
このとき、生まれてはじめて書留というやつを使いました。
郵便局のお姉さんに書き方とかあれこれ聞きまくってたのがとても恥ずかしかったのを、今でもうっすら覚えています。
とにかく自分の知っている官庁は手当たり次第受けました。
国家公務員、裁判所職員、某市職員、そして大阪府職員です。
これで9月の日曜日はすべて試験で埋まることになりました。
受験前も能天気
いよいよ9月。
試験前の最後の追い込み時期です。
にもかかわらず、試験前日すべて「今更焦っても仕方がないから」と彼女とレイトショーを見に行ってました。
ホンマどれだけユルいねん!とツッコミたくなりますね。
ちなみに、見に行った映画はグラディエーター、M:I-2、60セカンズ、キッドだったような・・・。
晴れて大阪府庁職員に
結果、1次を通過したのは大阪府のみ。
試験の内容全然覚えてへんのに、こんなことだけ覚えてて、逆に、よくも1つでも通ったもんだと思います。
その後、2次試験を経て、晴れて大阪府庁職員となるわけです。
本命は某市職員だっただけに、当時は少し残念な気持ちもありました。
(ホンマよく言うわ・・・)
でも、実際に働いてみて思うのは、大阪府庁でホンマによかったなと。
なぜ、これほどまでに大阪府推しなのかはまたどこかでお話しますが、とくに愛着なく公務員を目指すなら、絶対に広域行政をオススメします。
でもまぁ・・・部署によるんですけどね。
篠田 厚志
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