公務員になったハナシ④「誘惑が僕を呼んでいる」

篠田です。

僕は2013年3月31日まで、12年間勤めた大阪府庁を退職しました。

あれからもう3年です。
あっという間です。

僕は、結婚して若いうちに、身近にいる誰よりも早く父親になって幸せな家庭を築くために、安定を求めて公務員を目指しました。

ですが、働き始めるとなかなかうまくはいかないものです。

ファミコン~スーパーファミコン~プレイステーション世代(「ポリゴンすげ~!」とか言ってた世代)には、働き始めてからの誘惑がすごいんです。

夜中のストリート

20歳を過ぎると出来ることが増えてきます。

僕は20歳になってギターを始めました。
やり始めて弾けるようになると、親友と一緒に夜通し弾いて歌うのが楽しくて仕方がないんです。

毎週末、指を痛めようが声が枯れようが、とにかく朝日を拝むまでやり続けていました。

週末は競馬場通い

20歳を過ぎると出来ることが増えてきます。

僕はスーパーファミコン時代からダービースタリオンが大好きでした。
シムシティも好きでした。
いわゆる育成系が好きなクチでした。

20歳になると、1人で競馬場に行き、馬券を買うことが出来ます。

馬券が当たったり、好きな馬を応援したり、これまでゲームの中だけでしかできなかったことが、リアルにできるようになると、楽しくて仕方がないんです。

毎週末、お金があろうがなかろうが競馬場に通い詰めていました。

もういいです!というところまで楽しむ

平日は仕事で週末は自分の遊び。

妻(当時彼女)との時間が削られて、ライフプラン上少し遠回りになっていましたが、とにかく今楽しいことは出来る限り楽しみ尽くしていました。

我ながら今思うとよくそんなこと言えたな・・・というあり得ない論理で、自分の好きなことを好きなようにしていましたが、描いたライフプランを持っていると、どんなことも有限です。

それを無意識に理解していたから、思いっきり楽しめていたのかもしれません。

なんてきれいに納めていますが、当時は本当にひどい彼氏ぶりでした。
にもかかわらず、ついてきてくれた妻には本当に感謝しています・・・。


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篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]