2010年4月30日午前8時30分。
僕と息子は、成田空港でのヒッチハイクをスタートさせました。
待っても待っても停まってくれない10分間を経て、行き先を「霞ヶ浦」から「成田市内」に変えての再チャレンジ。
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初めて停まってもらえるというよろこび
チャレンジを再開して待つこと5分。
相変わらず停まってもらえません。
やっぱり難しいもんなのか。
あらためて、ヒッチハイクの洗礼を浴びせられたと思った・・・そのとき!
振り向くと、1台の車が先の方でハザード灯いています!
そして!
車を降りて手招き!
ヒッチハイク初成功!
本当にうれしい!恐縮です!
成田に行こうと思っていたらなぜか霞ヶ浦へ
せっかく停まってくださっているので、息子と一緒に急いで車へ。
道交法が改正され、未就学児に必須となったため持ち合わせていたチャイルドシートを装備して、ありがたく乗せていただきました。
記念すべき一台目の方は、当時、中学生だった子どもを育てる父親で、空港貨物関係で勤務されている方でした。
夜勤明けで家に帰るところ、乗せてくださることになりました。
彼の第一声、それは
「俺も何度か乗せたことあるけど、空港の敷地内でヒッチハイクしてる人は初めてみたよ」。
「成田山行くの?」と聞かれて、実は霞ヶ浦まで行きたいことを説明すると、「俺ん家その近くだから、暇だし連れてってあげるよ」と言って連れてってくださいました。
ホスピタリティ
色々話を伺いながら、2時間も乗せていただきました。
成田空港から霞ヶ浦ってメチャメチャ遠かったんですね。
ホンマ知らんかった。
ただ乗っけてもらうだけでもありがたい。
にもかかわらず彼は・・・
自分の好きな公園(休みやったけど)に連れて行ってくれたり、
茨城県は落花生が有名なことを教えてくれて、畑の近くを通ってくれたり、
世界のお空の事情は、お隣韓国の仁川空港が世界のハブ機能を担っていて、日本は那覇をハブ化しようとしていることなどを教えてくれたりしました。
ともすると図々しいこのおやこのためにここまでしてくれる。
ヒッチハイクはまだはじまったばかりなのに、もう感動でいっぱいになりました。
つづく。
篠田 厚志
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