2010年4月30日午前11時30分。
僕と息子のヒッチハイクは、スケッチブックに「成田市内」と書いたら「霞ヶ浦」までいくことができた素晴らしいものでした(⇒これまでの記事はコチラ)。
初めてのうな丼の上
乗せていただいた素晴らしい男性に、霞ヶ浦近くのコンビニまで送っていただいたんですが、降ろしていただくと、ちょうどお昼時。(ホントにありがとうございました)
ふと見上げると、なぜか素晴らしいタイミングでそこにうなぎ屋さんがあるという(笑)
実は、霞ヶ浦はうなぎが有名なんです。
せっかくの霞ヶ浦でうなぎ屋を前にして、うなぎを食べないなどという選択肢はありません。
これでコンビニで済まそうものならもはや冒涜です。
というわけで、一目散にうなぎ屋に入り、開口一番「うな丼の上!」(2200円)
(※)上の写真はイメージです
お母さんって呼びたい
お店のおばちゃんは、乗せてくれた男性同様とっても優しい人でした。
「息子と2人旅でヒッチハイクしています」って伝えたら、ご飯は大盛りにしてくれるわ、おかわりは無料でしてくれるわ、まだ早い時間でお客さんが入っていなかったこともあって、もう至れり尽くせりでした。
おばちゃんの優しさは食事だけにとどまりません。
お店の前でヒッチハイクを始めた僕らを心配そうに見守っていてくれました。
まるでお母さんです。
それだけじゃなく、停まってくれた車に、「本当によろしくお願いします」と頭まで下げてくださる。
まるでお母さんです。
なので、この人のあだ名は「お母さん」で決定です。
旅って人の優しさを実感するためにするのかもしれない。
本当にそう思えるほど、すでにうれしさでいっぱいです。
霞ヶ浦のうなぎを食べられるのはいつ?
そんな優しいおばちゃんでしたが、一度だけ顔が曇ってしまったことがありました。
「このうなぎは霞ヶ浦産?」って聞いたときの「ゴメン、これ静岡産やねん。」と返す表情がとてもさみしそうでした。
聞いてゴメンね、お母さん。
おばちゃんは漁師不足のせいだといっていましたが、今はそれだけじゃありません。
東日本大震災の福島原発のせいで、霞ヶ浦産のうなぎは完全出荷がストップしているそうです。
ホンマいつの日か食べられるようになるのを、楽しみにしています。
というわけで、気を取り直して出発です。
うな丼の上を食べ終えた僕らの次なる目的地は「茨城県牛久市」です。
つづく。
(img via:yuko okawa)

篠田 厚志

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